Aさん(50 歳,男性)は,以前は一人暮らしをしていたが,現在は統合失調症(schizophrenia)のため長期入院を…
障害の理解 第96問
Aさん(50 歳,男性)は,以前は一人暮らしをしていたが,現在は統合失調症(schizophrenia)のため長期入院をしている。症状が軽快して安定したため,医師から間もなく退院できるという説明があった。Aさんは以前と同じように独居を希望しているが,一人で住居を探すのに不安がある。次のうち,Aさんの希望を実現するために利用する公的な支援として,最も適切なものを1 つ選びなさい。
- (1)地域定着支援
- (2)自立生活援助
- (3)地域移行支援
- (4)生活介護
- (5)同行援護
正答 (3)
正答は (3)。最も適切なのはこれです。
地域移行支援は、障害者総合支援法の地域相談支援の1つで、障害者支援施設などに入所している人や精神科病院に入院している人が地域での生活に移るために、住居の確保、地域生活の準備のための外出への同行、障害福祉サービスの体験利用などの支援を行うものです。長期入院中のAさんが、一人で住居を探すことに不安を抱えながら独居を希望していることから、地域移行支援を利用するのが適切です。
【ほかの選択肢】
(1) 地域定着支援 一人暮らしなどで地域生活を送っている人に、常に連絡がとれる体制を確保し、緊急時に訪問や相談などを行うサービスです。退院して地域で暮らし始めたあとに利用します 誤り
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(2) 自立生活援助 施設やグループホーム、精神科病院などから一人暮らしに移行した人の住まいを定期的に訪問し、生活の相談や助言を行うサービスです。住居を探す段階の支援ではありません 誤り
(4) 生活介護 常に介護を必要とする人に、日中、入浴・排泄・食事の介護や創作的活動などを提供するサービスです 誤り
(5) 同行援護 視覚障害によって移動に著しい困難がある人の外出を支援するサービスです 誤り
【整理】
退院・退所の「前」に住まい探しなどを支えるのが地域移行支援、退院・退所の「後」に地域生活を支えるのが地域定着支援と自立生活援助です。
出典:介護福祉士国家試験 第38回(令和7年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
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