図は、位相同期ループ(PLL)を利用した発振回路の原理的な構成例を示したものである。[ ]内に入れるべき字句の正しい組…
無線工学 無線工学 A-4
図は、位相同期ループ(PLL)を利用した発振回路の原理的な構成例を示したものである。[ ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。
- (1)A: 緩衝増幅器 B: 電力増幅器
- (2)A: 高域フィルタ(HPF) B: 電力増幅器
- (3)A: 高域フィルタ(HPF) B: 電圧制御発振器(VCO)
- (4)A: 低域フィルタ(LPF) B: 電力増幅器
- (5)A: 低域フィルタ(LPF) B: 電圧制御発振器(VCO)
正答 (5)
正答は (5)。
【結論】
PLL発振回路は、次のように働きます。
位相比較器 基準発振器の出力と、出力を分周器で分周した信号の位相を比べ、差に応じた電圧を出します
A 低域フィルタ(LPF) 位相比較器の出力から高い周波数の成分を取り除き、直流に近い制御電圧にします
B 電圧制御発振器(VCO) 加えられた電圧で発振周波数が変わる発振器です。出力の一部は分周器を通って位相比較器に戻ります
この帰還で、出力周波数は基準発振器の周波数の分周比倍に安定します。
【誤りの選択肢】
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(1) (2) (4) 電力増幅器や緩衝増幅器では、電圧で周波数を変えられないので、ループが閉じません
(2) (3) 位相比較器の出力から取り出したいのは低い周波数の制御電圧なので、高域フィルタではなく低域フィルタを使います
出典:2026年(令和8年)8月期 第四級海上無線通信士 無線工学 A-4(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
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