管理会計の基礎知識に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。…
管理会計論 管理会計論 問題9
管理会計の基礎知識に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。(5 点)ア.管理会計を意思決定会計と業績管理会計に体系化した場合,期間計画と個別計画を策定するための会計が意思決定会計であり,これらの計画の実行を統制するための会計が業績管理会計である。イ.個別計画は個々の問題やプロジェクトを対象とした計画である。期間計画は将来の一定期間における部門や企業全体の総合計画であり,その期間に実施される個別計画との関係部分を含めて検討される。ウ.中長期経営計画は,将来の企業経営の方向性を示す大綱的な計画であり,1 年を超える期間を対象として設定される。この中長期経営計画が設定された後,企業戦略や事業戦略が検討される。エ.キャパシティ・コストのうち,コミッテド・キャパシティ・コストには,減価償却費や固定資産税,長期契約の賃借料などがあるが,これらは長期の製造販売能力に関する意思決定によって発生する。
- (1)アイ
- (2)アウ
- (3)アエ
- (4)イウ
- (5)イエ
- (6)ウエ
正答 (5)
正答は (5)。個別計画と期間計画の説明(イ)と、コミッテド・キャパシティ・コストの説明(エ)が正しい記述です。
管理会計の体系、経営計画、キャパシティ・コストの基礎を問う問題です。
【各記述】
ア 誤り。意思決定会計は、個々の問題を扱う個別計画のための会計です。期間計画の策定とその実行の統制は、業績管理会計に属します。
イ 正しい。個別計画は個々の問題やプロジェクトの計画で、期間計画は一定期間の部門・企業全体の総合計画です。期間計画は、その期間に実施される個別計画の関係部分を含めて組み立てます。
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ウ 誤り。順序が逆です。企業戦略・事業戦略を検討し、それを具体化するものとして中長期経営計画を設定します。
エ 正しい。減価償却費・固定資産税・長期の賃借料などは、設備などの長期の能力をもつという過去の意思決定から生じ、短期には変えにくいコミッテド・キャパシティ・コストです。
正しいのはイとエで、(5) です。
出典:2023年(令和5年)第Ⅱ回 公認会計士試験 短答式試験 管理会計論 問題9(金融庁 公表)出典元ページ
最終更新日
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