酵素に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。…
午前の部 第21問
酵素に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- (1)反応速度は、至適pHで最小となる。
- (2)酵素と基質の親和性は、ミカエリス定数(Km)が大きいほど高い。
- (3)アポ酵素は、単独で酵素活性をもつ。
- (4)乳酸脱水素酵素には、アイソザイムがある。
- (5)化学反応における活性化エネルギーは、酵素によって増大する。
正答 (4)
正答は (4)。乳酸脱水素酵素(LD)にはアイソザイムがあります。
アイソザイムは、同じ反応を触媒するのに、アミノ酸配列や構造が違う酵素どうしのことです。乳酸脱水素酵素はH型とM型の2種類のサブユニットが4つ集まってでき、LD1〜LD5の5種類があります。臓器によって多い型が違うので、どの臓器の障害かを推定する手がかりになります(LD1・LD2は心筋や赤血球、LD5は肝臓や骨格筋に多い)。
【ほかの選択肢】
(1) 反応速度は至適pHで最小 至適pHでは反応速度が最大になる 誤り
(2) Kmが大きいほど親和性が高い Kmは最大速度の半分の速度になる基質濃度。Kmが小さいほど、少ない基質で反応が進むので親和性が高い 誤り
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(3) アポ酵素は単独で酵素活性をもつ アポ酵素は補酵素などの補助因子と結合してホロ酵素になって初めて活性をもつ 誤り
(5) 活性化エネルギーは酵素によって増大する 酵素は活性化エネルギーを下げて反応を速める 誤り
出典:第30回 管理栄養士国家試験 問21(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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