日本人の食事摂取基準(2015年版)の科学的根拠に関する記述である。正しいのはどれか。 2つ選べ。…
午前の部 第89問
日本人の食事摂取基準(2015年版)の科学的根拠に関する記述である。正しいのはどれか。 2つ選べ。
- (1)系統的レビューの方法を用いた。
- (2)各々の栄養素のエビデンスレベルは、異なる。
- (3)目安量(AI)の算定根拠は、症例報告が多い。
- (4)耐容上限量(UL)の算定根拠は、介入研究が多い。
- (5)目標量(DG)の算定根拠となる研究の典型的な観察期間は、数か月である。
正答 (1)(2)
正答は (1)と(2)。
(1) 2015年版は、健康の保持・増進と生活習慣病の予防の指標を作るため、系統的レビューの方法で国内外の研究を集めて評価しました。
(2) 研究の数や質は栄養素ごとに違うので、それぞれの値の根拠となるエビデンスのレベルも栄養素ごとに異なります。
【ほかの選択肢】
(3) 目安量の算定根拠は症例報告が多い 目安量は、十分な科学的根拠がなく推定平均必要量を出せない場合に、健康な集団の摂取量(観察研究・疫学調査)をもとに決める 誤り
(4) 耐容上限量の算定根拠は介入研究が多い 多くとって健康障害が起こるかを確かめる介入研究は倫理的に難しいので、根拠は症例報告などが多い 誤り
(5) 目標量の根拠となる研究の典型的な観察期間は数か月 生活習慣病は長い時間をかけて起こるので、数年から数十年にわたるコホート研究などが根拠になる 誤り
出典:第30回 管理栄養士国家試験 問89(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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