Hillの判定基準において、原因と考えられる要因の曝露と、結果である疾病発症の因果関係を推定するうえで、必要不可欠な条件…
午前の部 第6問
Hillの判定基準において、原因と考えられる要因の曝露と、結果である疾病発症の因果関係を推定するうえで、必要不可欠な条件である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
- (1)曝露と結果の間に、強い関連が認められること。
- (2)曝露と結果の関係が、異なる集団を対象とした研究で同様に示されていること。
- (3)曝露は、結果の発生より前に存在していること。
- (4)曝露量と結果の間に、量反応関係が観察されること。
- (5)曝露と結果の関係が、既に報告されている因果関係に類似していること。
正答 (3)
正答は (3)。曝露が結果より前にあること(時間的関係)は、因果関係を考えるうえで欠かせない条件です。
Hillの判定基準には、関連の強固性、一致性、特異性、時間的関係、量反応関係、生物学的妥当性、整合性、実験的証拠、類似性があります。このうち、原因は結果より先に起こらなければならないという時間的関係だけは、満たされないと因果関係を考えられません。
【ほかの選択肢】
(1) 強い関連(関連の強固性) 因果関係を支持するが、必須ではない 誤り
(2) 異なる集団でも同様(一致性) 支持する条件だが、必須ではない 誤り
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(4) 量反応関係 支持する条件だが、必須ではない 誤り
(5) 既知の因果関係に類似(類似性) 支持する条件だが、必須ではない 誤り
【覚え方】
ほかの条件は「満たすほど因果関係らしい」もの、時間的関係は「満たさなければ因果関係ではない」もの、と区別します。
出典:第40回 管理栄養士国家試験 問6(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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