腎疾患に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。…
午前の部 第29問
腎疾患に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
- (1)ネフローゼ症候群の診断には、脂質異常症の存在が必須である。
- (2)腎性の急性腎障害(AKI)は、循環血漿量の減少による。
- (3)高血圧合併CKDの重症度分類では、尿アルブミン定量を用いる。
- (4)微量アルブミン尿は、糖尿病腎症の診断基準に含まれる。
- (5)腹膜透析液の浸透圧は、血漿浸透圧より低い。
正答 (4)
正答は (4)。微量アルブミン尿は、糖尿病腎症の病期分類に用いられます。
糖尿病腎症(糖尿病性腎症)の病期分類では、尿アルブミン値とeGFRで病期を分けます。尿アルブミン30~299 mg/gCrの微量アルブミン尿は早期の段階(第2期)の指標で、早期発見に役立ちます。
【ほかの選択肢】
(1) ネフローゼ症候群の診断に脂質異常症が必須 必須なのは高度のたんぱく尿(3.5 g/日以上)と低アルブミン血症(3.0 g/dL以下)。浮腫と脂質異常症は参考所見 誤り
(2) 腎性AKIは循環血漿量の減少による 循環血漿量の減少によるのは腎前性。腎性は急性尿細管壊死など腎臓そのものの障害による 誤り
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(3) 高血圧合併CKDは尿アルブミン定量で重症度分類 尿アルブミンを用いるのは糖尿病。高血圧などそれ以外の原因では尿たんぱく定量(尿たんぱく/Cr比)を用いる 誤り
(5) 腹膜透析液の浸透圧は血漿より低い ブドウ糖などで血漿より高い浸透圧にして、浸透圧差で除水する 誤り
出典:第40回 管理栄養士国家試験 問29(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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