低酸素症に関する説明のうち正しいものはどれか。…
計器飛行一般 第20問
低酸素症に関する説明のうち正しいものはどれか。
- (1)ハイパーベンチレーションと呼ばれ、人間の脳および他の機能に障害をきたす程に体内の酸素が不足する状態をいう。
- (2)大気中に含まれる酸素の割合は一定であるため、飛行高度の増大、大気圧の減少に関わらず低酸素症の傾向は変化しない。
- (3)普通の健康なパイロットであれば、12,000 フィート未満では低酸素症による夜間視力の低下以外の顕著な影響は表れないとされている。
- (4)最も適切な酸素の使用方法としては、昼間においては15,000 フィートを超えたならばパイロットが補助酸素を使用することである。
正答 (3)
正答は (3)。健康なパイロットなら、12,000ft 未満では夜間視力の低下のほかに低酸素症の目立つ影響は出ないとされるので、これが正しいです。
酸素の割合は高度によらずほぼ一定ですが、気圧が下がると酸素の分圧が下がり、血液に取り込める酸素が減ります。夜間視力は5,000ft 付近から落ち始めるとされます。
【ほかの選択肢】
(1) ハイパーベンチレーションは過呼吸のことで、低酸素症(ハイポキシア)ではないので 誤り
(2) 高度が上がり気圧が下がるほど酸素の分圧が下がり、低酸素症になりやすいので 誤り
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(4) 補助酸素は、昼間は10,000ft、夜間は5,000ft を超えたら使うのがよいとされるので 誤り
【見分け方】
ハイポ(hypo=不足)が低酸素症、ハイパー(hyper=過剰)が過呼吸です。
出典:令和4年11月期 航空従事者学科試験 計器飛行証明 計器飛行一般 問20(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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