海洋に関連した地球温暖化の状況について述べた次の文(a)〜(c)の下線部の正誤の組み合わせとして正しいものを、下記の①〜…
一般知識 一般知識 問11
海洋に関連した地球温暖化の状況について述べた次の文(a)〜(c)の下線部の正誤の組み合わせとして正しいものを、下記の①〜⑤の中から1 つ選べ。(a) 最近の約100 年間の世界全体の年平均地上気温の変化は、海上より陸上の方が大きい。(b) 世界の平均海面水位は、主に海水の熱膨張と陸氷(氷床と氷河)が融解して海洋に流れこんだことを要因として上昇している。(c) 最近の約50年間に地球温暖化にともなって地球全体で増加した熱エネルギーの約3 割は、海洋に蓄積されている。
- ①(a): 正 (b): 正 (c): 誤
- ②(a): 正 (b): 誤 (c): 正
- ③(a): 正 (b): 誤 (c): 誤
- ④(a): 誤 (b): 正 (c): 正
- ⑤(a): 誤 (b): 正 (c): 誤
正答 ①
正答は ①。(a) 正・(b) 正・(c) 誤 の組み合わせです。
【下線部ごとの正誤】
(a) 正しい。陸は海より熱容量が小さく暖まりやすいので、最近の約100年間の年平均地上気温の上昇は、海上より陸上の方が大きくなっています。
(b) 正しい。世界の平均海面水位の上昇は、主に、温暖化で海水が暖められて膨張すること(熱膨張)と、氷床や山岳の氷河など陸上の氷が融けて海に流れ込むことによるものです。海に浮かんでいる海氷が融けても、海面水位はほとんど変わりません。
(c) 誤り。最近の約50年間に地球の気候システムに蓄えられた熱エネルギーの増加分のうち、約9割は海洋に蓄積されています。大気に蓄えられたのは1〜2%程度にすぎず、陸地や雪氷の融解に使われた分を含めても、海洋が圧倒的な割合を占めます。約3割ではありません。
【ポイント】
温暖化の熱の行き先は「約9割が海洋」。海面水位の上昇の主な原因は「熱膨張」と「陸氷の融解」です。
出典:令和8年度第1回(第66回)気象予報士試験 学科試験(予報業務に関する一般知識)問11(一般財団法人気象業務支援センター 公表・許諾を得て掲載)出典元ページ
最終更新日
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