移動式クレーンのジブの伸縮回路に用いられる次の図の油圧制御弁の名称は、(1)~(5)のうちどれか。…

原動機及び電気に関する知識 第15問

移動式クレーンのジブの伸縮回路に用いられる次の図の油圧制御弁の名称は、(1)~(5)のうちどれか。

移動式クレーン運転士 2023年下半期(2024年4月公表) 第15問の図
正答 (4)
正答は (4)。シーケンス弁です。 図には一次側(入口)・二次側(出口)・スプール・調整ねじ・外部ドレンが描かれ、パイロットの圧力を一次側(入口)から取っています。ここがシーケンス弁の目印です。 【減圧弁との見分け方】 シーケンス弁 パイロット圧を一次側(入口)から取る 減圧弁    パイロット圧を二次側(出口)から取る 形はよく似ていて、どちらも調整ねじと外部ドレンをもちます。違うのは、どちらの圧力を見てスプールを動かすかです。 【シーケンス弁の働き】 一次側の圧力が設定値に達したら、二次側へ油を流す
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先の動きが終わって圧力が上がったことを合図に、次の動きへ油を送ります。ジブの伸縮回路では、2段目が伸びきってから3段目へ、というように順序を決めるのに使います。 【減圧弁の働き】 二次側の圧力を、一次側より低い一定の値に保つ 回路の一部だけを弱い力で動かしたいときに使います。 【外部ドレンが要るわけ】 スプールを動かすために漏れた油を、別の管でタンクへ戻す 二次側へ戻すと、二次側の圧力が変わってしまいます。 【ほかの選択肢の弁】 (1) 減圧弁      一部を低い圧力にする(圧力制御弁) (2) リリーフ弁    設定圧力をこえたら逃がす(圧力制御弁) (3) パイロットチェック弁 条件のときだけ逆流も許す(方向制御弁) (5) 絞り弁      流れる量を減らす(流量制御弁) 【順序を決める必要があるわけ】 多段ジブを勝手な順に伸ばすと、強度がもたない 決まった順で伸び縮みさせるために、シーケンス弁を入れます。

出典:移動式クレーン運転士 2023年下半期実施分(2024年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

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