図のような天びん棒で荷Wをワイヤロープでつり下げ、つり合うとき、天びん棒を支えるための力Fの値は(1)~(5)のうちどれ…
移動式クレーンの運転のために必要な力学に関する知識 第32問
図のような天びん棒で荷Wをワイヤロープでつり下げ、つり合うとき、天びん棒を支えるための力Fの値は(1)~(5)のうちどれか。ただし、重力の加速度は9.8m/s²とし、天びん棒及びワイヤロープの質量は考えないものとする。
- (1)392N
- (2)490N
- (3)882N
- (4)980N
- (5)1960N
正答 (3)
正答は (3) 882N。
図は、支点から左へ2mのところに荷Wを、右へ2.5mのところに40kgの荷をつり下げ、支点を下からFで支えている状態です。
【手順1】Wを求める
W × 2m = 40kg × 2.5m = 100
W = 50kg
【手順2】Fを求める
F =(50kg + 40kg)× 9.8m/s² = 882N
誤答の選択肢の作られ方を見ておくと、間違いに気づきやすくなります。
(1) 392N … 40kg分だけ(40×9.8)
(2) 490N … 50kg分だけ(50×9.8)
解説の続きをみる続きを閉じる
数字は違っても、2023年上半期実施分の問32とまったく同じ構造です。この論点は解き方さえ身につけば、毎回確実に1点になります。
天びん棒の解き方(2段構え)
1. 支点まわりのモーメントのつり合いで、分からない方の質量を出す
左の質量 × 左の腕の長さ = 右の質量 × 右の腕の長さ
2. 支える力Fは、載っている質量の合計にかかる重力
F =(左の質量 + 右の質量)× 9.8
1だけで止まって、片方の質量を答えにしてしまう誤りが多い論点です。
問われているのは「支えるための力」なので、最後に必ず合計して 9.8 を掛けます。
出典:力学の基礎(モーメントのつり合い)
出典:移動式クレーン運転士 2025年上半期実施分(2025年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
この問題と解説は当サイトの責任で掲載しています。内容について、安全衛生技術試験協会へのお問い合わせはできません。
最終更新日
「移動式クレーンの運転のために必要な力学に関する知識」のほかの問題
- 2024年下半期(2025年4月公表) 第33問下記に掲げるAからDまでの物体の体積を求める計算式として、適切なもののみを全て挙げた組合
- 2025年下半期(2026年4月公表) 第31問力に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。
- 2025年下半期(2026年4月公表) 第39問移動式クレーンに使用される鉄鋼材料(以下、本問において「材料」という。)の強さ、応力、変
- 2023年上半期(2023年10月公表) 第38問垂直につるした直径2cmの丸棒の先端に質量900㎏の荷をつり下げるとき、生じる引張応力の
- 2023年下半期(2024年4月公表) 第37問移動式クレーンに使用される鉄鋼材料(以下、本問において「材料」という。)の強さ、応力、変
- 2024年上半期(2024年10月公表) 第35問移動式クレーンのジブが作業半径7mで3分間に2回転する速度で旋回を続けているとき、このジ
スポンサーリンク


