移動式クレーンのジブが作業半径11mで2分間に1回転する速度で旋回を続けているとき、このジブの先端の速度の値に最も近いも…
移動式クレーンの運転のために必要な力学に関する知識 第35問
移動式クレーンのジブが作業半径11mで2分間に1回転する速度で旋回を続けているとき、このジブの先端の速度の値に最も近いものは(1)~(5)のうちどれか。
- (1)0.6m/s
- (2)0.8m/s
- (3)0.9m/s
- (4)1.2m/s
- (5)1.7m/s
正答 (1)
正答は (1)。約0.6m/sです。
ジブの先端は、作業半径を半径とする円を描いて動きます。その円周を、一周にかかる時間で割れば、先端の速さが出ます。
【円周】
円周 = 2 × π × 半径
= 2 × 3.14 × 11 = 69.1m
【一周にかかる時間】
2分 = 120秒
【先端の速度】
69.1 ÷ 120 = 0.58m/s
いちばん近いのは (1) の0.6m/sです。
【単位をそろえる】
「2分間に1回転」を、秒に直してから割る
分のまま割ると 69.1 ÷ 2 = 34.6m/分 となり、選択肢のm/s と合いません。60を掛けるか割るかを、最後に必ず確かめます。
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【半径が大きいほど先端は速い】
同じ回転数でも、外側ほど長い距離を動く
作業半径11mで0.58m/s なら、半径22mでは1.16m/s。ジブを伸ばすほど、先端とつり荷の動きは速くなります。
【旋回を慎重に行うわけ】
先端が速いほど、荷が大きく振れる
旋回はゆっくり始め、ゆっくり止めます。急に止めると、荷は慣性で振れ続け、作業半径が一時的に大きくなります。作業半径が大きくなれば定格総荷重は小さくなるので、過負荷につながります。
【円周率】
π = 3.14 として計算する
出典:移動式クレーン運転士 2025年上半期実施分(2025年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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