Ⅱ型呼吸不全では正常で、Ⅰ型呼吸不全で増加するのはどれか。…
午後 第85問
Ⅱ型呼吸不全では正常で、Ⅰ型呼吸不全で増加するのはどれか。
- (1)1 秒率
- (2)肺活量
- (3)動脈血酸素分圧
- (4)動脈血二酸化炭素分圧
- (5)肺胞気-動脈血酸素分圧較差
正答 (5)
正答は (5)。肺胞気-動脈血酸素分圧較差(A-aDO₂)です。
A-aDO₂ は、肺胞の中の酸素分圧と、動脈血の酸素分圧の差です。肺でのガス交換がうまくいっているかを表します。
Ⅱ型呼吸不全(肺胞低換気が主) 換気の量が足りないだけで、肺胞
から血液への酸素の受け渡しは保たれるため、A-aDO₂ は正常
Ⅰ型呼吸不全 換気血流比の不均等、拡散障害、シャントなど、
ガス交換そのものの障害が主なので、A-aDO₂ が増加
【ほかの選択肢】
(1) 1秒率は閉塞性換気障害で低下する。呼吸不全の型で決まるものではない 誤り
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(2) 肺活量は拘束性換気障害で低下する。増加はしない 誤り
(3) 動脈血酸素分圧は、Ⅰ型でもⅡ型でも 60 Torr 以下に低下する 誤り
(4) 動脈血二酸化炭素分圧は、Ⅰ型で正常〜低下、Ⅱ型で 45 Torr を超えて増加する 誤り
【呼吸不全の型】
Ⅰ型 PaO₂ 60 Torr 以下、PaCO₂ 45 Torr 以下
Ⅱ型 PaO₂ 60 Torr 以下、PaCO₂ 45 Torr を超える
出典:2023年(令和5年) 理学療法士国家試験 問85(厚生労働省 公表)出典元ページ
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