50 歳の男性。高所から転落し脳挫傷と診断された。入院直後から他者への配慮を欠く言動が多くみられた。家族によると、受傷前…

午前 第9問

50 歳の男性。高所から転落し脳挫傷と診断された。入院直後から他者への配慮を欠く言動が多くみられた。家族によると、受傷前は几帳面で温厚な人物であったが、受傷後は著しく自己中心的で粗暴な言動が増え、このままでは同居は難しいとの訴えがあった。この患者に用いる検査で最も優先度が高いのはどれか。

正答 (2)
正答は (2)。FAB です。 脳挫傷の後に、几帳面で温厚だった人が自己中心的で粗暴になっており、人格・行動の変化が目立ちます。前頭葉損傷による遂行機能障害や脱抑制が疑われるので、前頭葉機能を短時間で評価できる FAB(Frontal Assessment Battery)を優先します。 【FAB の6項目】 概念化(類似)、語の流暢性、運動の系列、葛藤指示、Go/No-Go、把握行動 【ほかの選択肢】 (1) ASIA    脊髄損傷の評価 誤り (3) MMSE    全般的な認知機能のスクリーニング。前頭葉症状は拾いにくい 誤り (4) Rey 複雑図形検査 視空間構成と視覚記憶の検査 誤り (5) SLTA    失語症の検査 誤り

出典:2024年(令和6年) 理学療法士国家試験 問9(厚生労働省 公表)出典元ページ

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