次の記述は、半波長ダイポールアンテナの実効面積を求める過程について述べたものである。[ ]内に入れるべき字句の正しい組…
無線工学B 無線工学B A-3
次の記述は、半波長ダイポールアンテナの実効面積を求める過程について述べたものである。[ ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。ただし、波長を 𝜆〔m〕とする。(1) 電界強度が 𝐸〔V/m〕の地点での電力束密度p は、次式で与えられる。p =[A]〔W/m²〕 ・・・・・・①(2) 電界強度が 𝐸〔V/m〕の地点にある半波長ダイポールアンテナの放射抵抗を 𝑅〔Ω〕とすると、最大電力(受信有能電力)Pr は、次式で表される。Pr =[B]〔W〕 ・・・・・・②(3) 半波長ダイポールアンテナの実効面積Ae は、次式で定義されている。Ae = Pr /p 〔m²〕したがって、式①及び②からAe は、次式で求められる。Ae =[C]〔m²〕
正答 (5)
正答は (5)。p=E²/(120π)、Pr=(1/4R)(λE/π)²、これを割って Ae=30λ²/(πR) です。
① 自由空間の固有インピーダンスは120π〔Ω〕なので p=E²/(120π)
② 半波長ダイポールの実効長は λ/π。誘起電圧 V=λE/π を整合負荷 R で受けるとPr=V²/(4R)=(1/4R)(λE/π)²
③ Ae=Pr/p=(λ²E²/(4Rπ²))×(120π/E²)=30λ²/(πR)
R≒73.13〔Ω〕を入れると Ae≒0.13λ² になります。
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【ほかの選択肢】
(1) (2) A の 60π は固有インピーダンス120π〔Ω〕の半分で誤りです 誤り
(1) (3) B の λE²/(πR) は実効長の2乗と整合の1/4を使っていません 誤り
(4) B に1/4が無く、C も4倍の値になっています 誤り
出典:2026年(令和8年)1月期 第一級陸上無線技術士 無線工学B A-3(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
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