図に示す一般的な信号点配置のBPSK 信号及び64QAM 信号を、それぞれ同一の伝送路を通して受信したとき、それぞれの信…
無線工学A 無線工学A A-2
図に示す一般的な信号点配置のBPSK 信号及び64QAM 信号を、それぞれ同一の伝送路を通して受信したとき、それぞれの信号点間距離 d とd' を等しくするために必要な64QAM 信号の送信電力(平均電力)の値として、正しいものを下の番号から選べ。ただし、BPSK 信号の送信電力(平均電力)を P〔W〕とする。また、BPSK 信号及び64QAM 信号それぞれの各信号点は、等確率で発生するものとする。
- (1)7 P〔W〕
- (2)16 P〔W〕
- (3)42 P〔W〕
- (4)49 P〔W〕
- (5)64 P〔W〕
正答 (3)
正答は (3)。点の間隔をdにそろえると、64QAMの平均電力はBPSKの42倍になります。
信号点の電力は原点からの距離の2乗に比例します。
BPSK:2点とも原点から d/2 → P=(d/2)²=d²/4
64QAMは間隔dの8×8の格子で、I軸・Q軸それぞれの座標は ±d/2、±3d/2、±5d/2、±7d/2 の8値です。1軸の2乗の平均は
(d²/4)×(1²+3²+5²+7²)/4=(d²/4)×21
I・Qの2軸分なので
平均電力=2×21×d²/4=42×(d²/4)=42P〔W〕
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【ほかの選択肢】
(1) (4) 7・49 は、端の点の座標7や7²を使った値です
(2) (5) 16・64 は、信号点の数などから作った値で、計算と合いません
【見分け方】
M値QAM(M=L²)の平均電力は、間隔dのとき(M-1)d²/6 です。64QAMでは 63d²/6、BPSKは d²/4 で、比は42です。
出典:2026年(令和8年)7月期 第一級陸上無線技術士 無線工学A A-2(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
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