図(a)及び(b)に示す二つの回路の出力の信号対雑音比(S/N)が等しいとき、それぞれの入力信号レベルを S1〔dB〕及…

無線工学A 無線工学A A-3

図(a)及び(b)に示す二つの回路の出力の信号対雑音比(S/N)が等しいとき、それぞれの入力信号レベルを S1〔dB〕及びS2〔dB〕とすれば、S2 - S1 の値として、最も近いものを下の番号から選べ。ただし、各増幅器の入出力端は整合しており、両回路の入力雑音は、熱雑音のみとする。また、「増幅器 A」の雑音指数 FA と利得 GA をそれぞれ 2〔dB〕及び 10〔dB〕、「増幅器 B」の雑音指数 FB を 7〔dB〕とし、log₁₀2 = 0.3とする。なお、図(a)の回路と図(b)の回路の帯域幅は、同一とする。

第一級陸上無線技術士 2026年(令和8年)7月期 無線工学A A-3の図
正答 (3)
正答は (3)。(a)の総合雑音指数は FA+(FB-1)/GA≒2(3dB)で、(b)の7dBより4dB小さいので、S2-S1=4dBです。 真数に直すと FA=2dB≒1.6、GA=10dB=10、FB=7dB=5(log₁₀5=1-0.3=0.7) (a)の縦続接続の雑音指数(フリスの式) F=FA+(FB-1)/GA≒1.6+(5-1)/10=2.0 10log₁₀2=3〔dB〕 入力の雑音(熱雑音)と帯域幅が同じなので、出力のS/Nは「入力信号レベル-雑音指数」で比べられます。
解説の続きをみる続きを閉じる
S1-3=S2-7 → S2-S1=4〔dB〕 【ほかの選択肢】 (1) (2) (4) (5) 計算と合いません。(5)の7dBはFBそのもの、(2)の3dBは(a)の雑音指数です 【見分け方】 初段に低雑音で利得の大きい増幅器を置くと、総合雑音指数はほぼ初段の値で決まります。

出典:2026年(令和8年)7月期 第一級陸上無線技術士 無線工学A A-3(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ

最終更新日

この回を通しで解く この分野を年度横断で解く

「無線工学A」のほかの問題

  1. 2026年(令和8年)1月期 無線工学A A-6図に示す通信回線において、受信機の入力に換算したC/N が65〔dB〕のときの送信機の送
  2. 2026年(令和8年)1月期 無線工学A A-13次の記述は、デジタル無線方式に用いられるフェージング補償(対策)技術の一般的な特徴につい
  3. 2026年(令和8年)1月期 無線工学A B-1 イ次の記述は、対地静止衛星を用いた通信システムの多元接続方式について述べたものである。[
  4. 2026年(令和8年)1月期 無線工学A B-2 エ次の記述は、OFDM信号を正しく受信するために必要な同期の原理について述べたものである。
  5. 2026年(令和8年)1月期 無線工学A B-4 ア次の記述は、図に示す高周波回路の設計・評価等で用いられるイミタンス・チャートについて述べ
  6. 2026年(令和8年)1月期 無線工学A B-5 ウ次の記述は、振幅変調(A3E)波について述べたものである。[  ]内に入れるべき字句を下

問題文・解答の修正依頼

スポンサーリンク