次の記述は、スペクトルアナライザを用いたAM(A3E)送信機の変調度測定の一例について述べたものである。[  ]内に入れ…

無線工学A 無線工学A A-18

次の記述は、スペクトルアナライザを用いたAM(A3E)送信機の変調度測定の一例について述べたものである。[  ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。ただし、搬送波振幅をA〔V〕、搬送波周波数を fc〔Hz〕、変調信号周波数をfm〔Hz〕、変調度をma×100〔%〕及び log₁₀2 = 0.3とする。(1) 正弦波の変調信号で振幅変調された電波の周波数スペクトルは、原理的に図 1 に示すように周波数軸上に搬送波と上側帯波及び下側帯波の周波数成分となる。この振幅変調された電波 EAM〔V〕は、次式で示される。EAM = Acos(2πfc t )+( ma A/2 )cos{2π( fc+fm) t }+( ma A/2 )cos{2π( fc-fm ) t }〔V〕(2) 上下側帯波の振幅 ma A /2〔V〕をS〔V〕とすると ma は、ma =[A]で示される。(3) よって、例えば、図 2 の測定例の画面上の搬送波と上下側帯波の振幅の差が、12〔dB〕の時の変調度は、[B]〔%〕となる。

第一級陸上無線技術士 2026年(令和8年)7月期 無線工学A A-18の選択肢の図
正答 (1)
正答は (1)。側帯波の振幅S=maA/2 から ma=2S/A、12dBの差は S/A=1/4 なので変調度は50%です。 S=maA/2 → ma=2S/A 搬送波と側帯波の振幅の差が12dBなので 20log₁₀(A/S)=12 → A/S=10^0.6=4 (log₁₀2=0.3 から 10^0.6=2²=4) ma=2×1/4=0.5 → 50〔%〕 【ほかの選択肢】 (2) (5) 25% は、2を掛け忘れた値(S/A そのもの)です
解説の続きをみる続きを閉じる
(3) 10% は、計算と合いません (4) (5) ma=S/A は、側帯波の振幅が maA/2 であることと合いません 【見分け方】 AM波の側帯波は搬送波の ma/2 倍。差が6dB(1/2)なら100%、12dB(1/4)なら50%です。

出典:2026年(令和8年)7月期 第一級陸上無線技術士 無線工学A A-18(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ

最終更新日

この回を通しで解く この分野を年度横断で解く

「無線工学A」のほかの問題

  1. 2026年(令和8年)1月期 無線工学A A-19直接カウント方式及びレシプロカルカウント方式による周波数計の測定原理等に関する次の記述の
  2. 2026年(令和8年)1月期 無線工学A B-2 ア次の記述は、OFDM信号を正しく受信するために必要な同期の原理について述べたものである。
  3. 2026年(令和8年)1月期 無線工学A B-3 ウ次の記述は、法令等に基づく無線局の送信設備の「スプリアス発射の強度」及び「不要発射の強度
  4. 2026年(令和8年)1月期 無線工学A B-4 オ次の記述は、図に示す高周波回路の設計・評価等で用いられるイミタンス・チャートについて述べ
  5. 2026年(令和8年)1月期 無線工学A A-2次の記述は、我が国の地上系デジタル放送の標準方式(ISDB-T)に用いられているインター
  6. 2026年(令和8年)1月期 無線工学A A-10次の記述は、対地静止衛星軌道における通信衛星の食等について述べたものである。[  ]内に

問題文・解答の修正依頼

スポンサーリンク