次の記述は、FM(F3E)受信機の相互変調特性の測定法について述べたものである。[  ]内に入れるべき字句の正しい組合せ…

無線工学A 無線工学A A-20

次の記述は、FM(F3E)受信機の相互変調特性の測定法について述べたものである。[  ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。ただし、法令等で、希望波信号のない状態で相互変調を生じる関係にある各妨害波を受信機入力電圧1.78〔mV〕で加えた場合において、雑音抑圧が20〔dB〕以下と規定されており、また、周波数割当間隔(妨害波を含む)はΔf〔Hz〕とする。なお、同じ記号の[  ]内には、同じ字句が入るものとする。(1) 図に示す構成例において、SG2の出力を断(OFF)とし、SG1の出力周波数を希望波周波数(試験周波数)に設定し、規定の変調状態とする。この状態で、受信機に20〔dBμV〕以上の受信機入力電圧を加え、受信機の規定の復調出力が得られるように受信機の出力レベルを調整後、SG1の出力を断(OFF)とし、このときの受信機の復調出力(雑音)レベルを測定する。(2) SG1及びSG2を妨害波として接(ON)とし、SG1の出力周波数を試験周波数よりΔf〔Hz〕(規定の周波数割当間隔)高い値に、SG2の出力周波数を試験周波数より[A]〔Hz〕高い値に設定する。(3) SG1及びSG2を[B]状態とし、それぞれの出力電圧が等しい値になるよう保ちながら変化させ、受信機の復調出力(雑音)が(1)で測定した値より20〔dB〕低い値となるときの妨害波の受信機入力電圧を求める。(4) SG1の出力周波数を試験周波数よりΔf〔Hz〕低い値に、SG2の出力周波数を試験周波数より[A]〔Hz〕低い値に設定し、(3)と同様の測定を行う。試験結果として上、下妨害波のそれぞれの受信機入力電圧を〔mV〕単位で記載し、1.78〔mV〕[C]であることを確認する。(5) この測定においては、各標準信号発生器(SG)間の結合によりSG内部で発生する相互変調を防止することが必要であり、また、法令等で受信機入力電圧は受信機入力端子における信号源の[D]電圧とされている。

第一級陸上無線技術士 2026年(令和8年)7月期 無線工学A A-20の図
正答 (5)
正答は (5)。妨害波をΔfと2Δf離すと3次の相互変調積が試験周波数に落ち、無変調で加えて雑音抑圧を測り、入力電圧は信号源の開放電圧で表します。 SG1をf0+Δf、SG2をf0+2Δfとすると、3次の相互変調積 2(f0+Δf)-(f0+2Δf)=f0 が試験周波数に生じます。妨害波は無変調で加え、相互変調で生じた波によって復調出力の雑音が20dB下がる(雑音抑圧)ときの入力電圧を求めます。 この電圧が1.78mV以上であれば、規定(1.78mVで雑音抑圧20dB以下)を満たします。受信機入力電圧は、信号源の開放電圧で表します。
解説の続きをみる続きを閉じる
【ほかの選択肢】 (1) (2) 3Δf では、3次の相互変調積が試験周波数に落ちません (1) (3) 妨害波は無変調で加えます (1) (3) 規定は「1.78mVで雑音抑圧20dB以下」なので、求めた電圧は1.78mV以上であることを確かめます (1) (3) (4) 受信機入力電圧は終端電圧ではなく開放電圧で表します

出典:2026年(令和8年)7月期 第一級陸上無線技術士 無線工学A A-20(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ

最終更新日

この回を通しで解く この分野を年度横断で解く

「無線工学A」のほかの問題

  1. 2026年(令和8年)1月期 無線工学A B-1 ア次の記述は、対地静止衛星を用いた通信システムの多元接続方式について述べたものである。[
  2. 2026年(令和8年)1月期 無線工学A B-2 ウ次の記述は、OFDM信号を正しく受信するために必要な同期の原理について述べたものである。
  3. 2026年(令和8年)1月期 無線工学A B-3 オ次の記述は、法令等に基づく無線局の送信設備の「スプリアス発射の強度」及び「不要発射の強度
  4. 2026年(令和8年)1月期 無線工学A B-5 イ次の記述は、振幅変調(A3E)波について述べたものである。[  ]内に入れるべき字句を下
  5. 2026年(令和8年)1月期 無線工学A A-4次の記述は、図に示すBPSK 信号及び16QAM 信号の信号点間距離等について述べたもの
  6. 2026年(令和8年)1月期 無線工学A A-12図に示すように、ドプラレーダーを用いて移動体を前方30〔°〕の方向から測定したときのドプ

問題文・解答の修正依頼

スポンサーリンク