次の記述は、平行二線式給電線と小電力用同軸ケーブルについて述べたものである。このうち誤っているものを下の番号から選べ。…
無線工学B 無線工学B A-6
次の記述は、平行二線式給電線と小電力用同軸ケーブルについて述べたものである。このうち誤っているものを下の番号から選べ。
- (1)平行二線式給電線の特性インピーダンスは、導線の太さが同じ場合には、導線の間隔が狭いほど小さくなる。
- (2)平行二線式給電線は、平衡形の給電線であり、零電位は2 本の導線の間隔の垂直二等分面上にある。
- (3)小電力用同軸ケーブルの特性インピーダンスは、内部導体の外径d に対する外部導体の内径D の比(D/d)が大きいほど小さくなる。
- (4)小電力用同軸ケーブルは、不平衡形の給電線であり、通常、外部導体を接地して使用する。
- (5)小電力用同軸ケーブルは、平行二線式給電線よりも、外部からの誘導妨害の影響を受けにくい。
正答 (3)
正答は (3)。同軸ケーブルの特性インピーダンスは log(D/d)に比例するので、D/d が大きいほど大きくなります。「小さくなる」が誤りです。
Z0=(138/√εr)log₁₀(D/d)〔Ω〕
外部導体の内径 D が大きいほど、内部導体の外径 d が小さいほど、特性インピーダンスは大きくなります。
【ほかの選択肢】
(1) 平行二線は Z0=276 log₁₀(2s/d)(s:間隔、d:直径)で、間隔が狭いほど小さい 正しい
(2) 平衡形で、零電位は2本の導線の間の垂直二等分面上にある 正しい
(4) 不平衡形で、外部導体を接地して使う 正しい
(5) 外部導体が遮へいになるので、外からの誘導妨害を受けにくい 正しい
出典:2026年(令和8年)1月期 第二級陸上無線技術士 無線工学B A-6(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
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