次の記述は、図に示す原理的な構造の電子管について述べたものである。[ ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から…
無線工学A 無線工学A 〔6〕
次の記述は、図に示す原理的な構造の電子管について述べたものである。[ ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。(1) 名称は、[A]である。(2) 高周波電界と電子流との相互作用によりマイクロ波の増幅を行う。また、空洞共振器が[B]ので、広帯域の信号の増幅が可能である。
- (1)A: クライストロン B: ない
- (2)A: クライストロン B: ある
- (3)A: マグネトロン B: ある
- (4)A: 進行波管 B: ない
- (5)A: 進行波管 B: ある
正答 (4)
正答は (4)。電子銃・ら旋・コレクタを持つのは進行波管で、空洞共振器が無いため広い帯域を増幅できます。
図では、電子銃から出た電子流が、ら旋(遅波回路)の中心を通ってコレクタへ進みます。ら旋に沿って進む高周波の電界と電子流が、速度をそろえて相互に作用し、信号が増幅されます。
【ほかの選択肢】
(1)(2) クライストロンは空洞共振器で電子流を速度変調する管で、ら旋は持ちません 誤り
(3) マグネトロンは円筒形の陽極と磁界でマイクロ波を発振する管です 誤り
(5) 進行波管には空洞共振器がありません。共振器を使わないので広帯域になります 誤り
【見分け方】
図に「ら旋」があれば進行波管(TWT)です。衛星の中継器などの増幅に使われます。
出典:2026年(令和8年)10月期 第一級陸上特殊無線技士 無線工学A 〔6〕(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
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