次の記述は、垂直偏波で用いる一般的なコーリニアアレーアンテナについて述べたものである。このうち誤っているものを下の番号か…
無線工学A 無線工学A 〔18〕
次の記述は、垂直偏波で用いる一般的なコーリニアアレーアンテナについて述べたものである。このうち誤っているものを下の番号から選べ。
- (1)コーリニアアレーアンテナは、極超短波(UHF)帯を利用する基地局などで用いられている。
- (2)原理的に、放射素子として垂直半波長ダイポールアンテナを垂直方向の一直線上に等間隔に多段接続した構造のアンテナであり、隣り合う各放射素子を互いに同振幅、逆位相の電流で励振する。
- (3)水平面内の指向特性は、全方向性である。
- (4)コーリニアアレーアンテナは、ブラウンアンテナに比べ、利得が大きい。
正答 (2)
正答は (2)。コーリニアアレーは各素子を同位相で励振して垂直面のビームを細くするので、逆位相としたこれが誤りです。
半波長ダイポールを縦に並べ、同振幅・同位相の電流を流すと、水平方向で各素子の電波が強め合います。垂直面のビームが細くなり、そのぶん利得が上がります。
【ほかの選択肢】
(1) 業務用無線や携帯電話の基地局など、UHF帯で広く使われています 正しい
(3) 垂直に立てた素子なので、水平面ではどの方向にも同じように放射します 正しい
(4) ブラウンアンテナは放射素子が1本なので、多段に重ねたコーリニアアレーの方が利得は大きくなります 正しい
【覚え方】
コーリニア=同一直線上。同位相で縦に積み、水平面は全方向性、垂直面は細いビームです。
出典:2026年(令和8年)10月期 第一級陸上特殊無線技士 無線工学A 〔18〕(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
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