心エコーの傍胸骨左室長軸像(別冊No. 5)を別に示す。最も考えられるのはどれか。…
午後 第25問
心エコーの傍胸骨左室長軸像(別冊No. 5)を別に示す。最も考えられるのはどれか。
- (1)拡張型心筋症
- (2)拘束型心筋症
- (3)肥大型心筋症
- (4)高血圧性心疾患
- (5)心アミロイドーシス
正答 (3)
正答は (3)。最も考えられるのは肥大型心筋症です。
【画像の見方】
傍胸骨左室長軸像で、画像の上のほうにある心室中隔が非常に厚く、白く粗いまだらなエコーに見えます。一方、画像の下側の左室後壁は中隔ほど厚くありません。左室の内腔は狭く、拡大していません。
心室中隔が左室後壁より著しく厚い「非対称性中隔肥大」は、肥大型心筋症の特徴的な所見です。中隔の厚さが後壁の1.3倍以上が目安とされます。心筋の肥大の原因となる高血圧や弁膜症がないことを確かめて診断します。
【ほかの選択肢】
(1) 拡張型心筋症 左室の内腔が大きく広がり、壁は薄く、動きが全体に悪くなります 誤り
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(2) 拘束型心筋症 壁の厚さや内腔の大きさはほぼ正常のまま、心室が硬く広がりにくくなり、両方の心房が大きくなります 誤り
(4) 高血圧性心疾患 左室の壁が中隔も後壁もほぼ同じように厚くなる(対称性の肥大)のが一般的です 誤り
(5) 心アミロイドーシス 壁全体が厚くなり、心筋がきらきらした細かい粒のようなエコー(granular sparkling)に見えることがあります。中隔だけが厚い形ではありません 誤り
出典:2023年(令和5年) 臨床検査技師国家試験 問25(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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