血栓の誘因となりにくいのはどれか。…

午前 第51問

血栓の誘因となりにくいのはどれか。

正答 (5)
正答は (5)。血栓の誘因となりにくいのはビタミン K 欠乏です。 ビタミン K は、肝臓で凝固因子(Ⅱ・Ⅶ・Ⅸ・Ⅹ)を働ける形にするのに必要です。足りないと凝固因子が働かず、血が固まりにくくなって出血傾向になります。血栓とは逆の方向です。 【ほかの選択肢】 (1) 喫煙 血管の内皮を傷つけ、血小板を活性化させるので、動脈硬化と血栓の誘因になります 誤り (2) 悪性腫瘍 腫瘍細胞が組織因子などを出して凝固を進め、深部静脈血栓症などの誘因になります(Trousseau 症候群) 誤り
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(3) 心房細動 心房がうまく収縮せず、左心耳などで血液がよどみ、血栓ができて脳塞栓症の原因になります 誤り (4) 脂質異常症 動脈硬化を進め、プラークが破れたところに血栓ができやすくなります 誤り 【ポイント】 血栓ができる3つの要因(Virchow の3徴)は、血管壁の障害、血流のよどみ、血液の固まりやすさの亢進です。

出典:2023年(令和5年) 臨床検査技師国家試験 問51(厚生労働省 公表)出典元ページ

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