酵素反応で過酸化水素を発生しないのはどれか。…
午後 第33問
酵素反応で過酸化水素を発生しないのはどれか。
- (1)グルコースオキシダーゼ
- (2)サルコシンオキシダーゼ
- (3)アシルCoA オキシダーゼ
- (4)グリセロールオキシダーゼ
- (5)アスコルビン酸オキシダーゼ
正答 (5)
正答は (5)。過酸化水素を発生しないのはアスコルビン酸オキシダーゼです。
アスコルビン酸オキシダーゼは、アスコルビン酸を酸化してデヒドロアスコルビン酸にする酵素で、このとき酸素は水になります(過酸化水素はできません)。生化学の試薬では、検体中のアスコルビン酸を前もって分解して、ペルオキシダーゼを使う発色の反応を邪魔しないようにするために加えられます。
【ほかの選択肢】
いずれも、基質を酸化するときに酸素を過酸化水素に変える酵素で、できた過酸化水素をペルオキシダーゼで発色させる測定法に使われます。
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(1) グルコースオキシダーゼ ブドウ糖の測定(GOD-POD 法)に使います 誤り
(2) サルコシンオキシダーゼ クレアチニンの酵素法(クレアチニナーゼ・クレアチナーゼの後の反応)に使います 誤り
(3) アシル CoA オキシダーゼ 遊離脂肪酸の測定に使います 誤り
(4) グリセロールオキシダーゼ 中性脂肪の測定(グリセロールの定量)に使います 誤り
【ポイント】
中性脂肪の測定では、グリセロールキナーゼでできた
グリセロール-3-リン酸を、グリセロール-3-リン酸
オキシダーゼで酸化して過酸化水素を作る方法が広く
使われています。
出典:2023年(令和5年) 臨床検査技師国家試験 問33(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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