次の記述のうち,アンソニー(Anthony,W.)らによる「精神科リハビリテーションの基本原則」に関するものとして,正し…
精神障害リハビリテーション論 第37問
次の記述のうち,アンソニー(Anthony,W.)らによる「精神科リハビリテーションの基本原則」に関するものとして,正しいものを1 つ選びなさい。
- (1)就労支援は除外される。
- (2)最大の焦点は,早期の回復を目指し退院させることである。
- (3)当事者は専門職への依存を避け,自身の力で自立を目指す。
- (4)様々な技法を折衷的に駆使する。
- (5)専門職が主導的にリハビリテーション計画を作成する。
正答 (4)
正答は (4)。正しいのはこれです。
アンソニーらは、精神科リハビリテーションの基本原則として、精神障害をもつ人の能力の改善を最大の焦点とすること、本人が必要とする環境での行動の改善を本人の利益とすること、希望が欠かせない要素であること、当事者の参加が望ましいことなどを挙げています。その一つが、さまざまな技法を折衷的に用いる(臨床的に折衷主義である)という原則です。
【ほかの選択肢】
(1) 基本原則には、職業上の成果を改善することに焦点を当てることが
含まれており、就労支援は除外されません。 誤り
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(2) 最大の焦点は、精神障害をもつ人の能力を改善することです。
早期に退院させることではありません。 誤り
(3) 基本原則では、慎重に配慮したうえで依存を増やすことが、
結果として本人の自立につながることがあるとしています。
依存を一律に避けるものではありません。 誤り
(5) リハビリテーションには当事者の参加が望ましいとされ、
専門職が主導して計画を作るものではありません。 誤り
出典:精神保健福祉士国家試験 第27回(令和6年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
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