次の記述のうち,この場面でB精神保健福祉士がA精神保健福祉士に対して行ったこととして,適切なものを1 つ選びなさい。…
ソーシャルワークの理論と方法(専門) 第36問
〔事例〕A精神保健福祉士(23 歳,男性)は大学卒業後,精神科病院に就職し,精神科デイケアの担当となって半年が過ぎた。日々の業務には慣れてきたものの,経験の長いB精神保健福祉士の補助的な役割を担うことが多かった。ある日のスタッフ会議で,A精神保健福祉士が翌月からプログラム活動を一つ企画して担当することになった。A精神保健福祉士は,デイケアメンバーとの雑談の中で,運動不足を解消したいという声を幾つか聞き,軽スポーツのプログラム活動を企画立案した。5 名のメンバーの参加があり,初回ミーティングを開いた。そこでA精神保健福祉士は,そのミーティングでグループワーカーを務めた。プログラム活動が始まって3 回目から,新たにデイケアを利用開始したCさん(24歳,男性)が加わった。Cさんは,大学生だった21 歳の時に統合失調症と診断され,外来通院していた。記録では,中学生の時にいじめられた出来事があり,人間関係に苦手意識があるとのことだった。当初のCさんは,他のメンバーと距離を置き,活動にほとんど参加しなかった。そこでA精神保健福祉士は,Cさんが孤立するのを防ごうと面接を行った。Cさんは「みんなと話せるようになりたいけど,中学の時みたいになったらどうしようとも思う。自分がよく分からない」と語った。その面接後,Cさんは,少しずつではあるが活動に参加するようになっていった。しかし,過去の出来事から,新たに参加した特定のメンバーが近づくと急に席を離れる等の反応を示し,場の雰囲気を悪くしてしまうことが度々あった。A精神保健福祉士が,Cさんのその態度を面接で取り上げたところ,それ以降,CさんはA精神保健福祉士を避けるようになった。そこで,A精神保健福祉士はCさんとの関わりについて,B精神保健福祉士に時間をとってもらい,面談室で相談した。次の記述のうち,この場面でB精神保健福祉士がA精神保健福祉士に対して行ったこととして,適切なものを1 つ選びなさい。
- (1)プログラム活動のメンバーを追加募集する方針を提示した。
- (2)Cさんとの関わりを振り返り,Cさんの行動の背景を考えさせた。
- (3)病院の理念を一緒に再確認した。
- (4)医学的な知見からCさんに関する助言を得られるように,主治医と調整した。
- (5)プログラム活動の担当から外れることを提案した。
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出典:精神保健福祉士国家試験 第28回(令和7年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
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