差別や偏見に関する次の記述のうち,適切なものを2 つ選びなさい。…
社会学と社会システム 第17問
差別や偏見に関する次の記述のうち,適切なものを2 つ選びなさい。
- (1)ゴッフマン(Goffman, E.)は,主に身体に付随し,それが他者にとっての偏見を呼び起こす「印」として機能するものをスティグマと呼んだ。
- (2)オルポート(Allport, G.)は,民族的偏見を「誤った,柔軟性のない一般化に基づいた反感」と定義づけた。
- (3)リップマン(Lippmann, W.)は,人々の知覚や認識を単純化して理解することをダブル・コンティンジェンシーと呼んだ。
- (4)コールマン(Coleman, J.)は,政治・経済・軍事などの分野のトップが社会の権力を握るとするパワーエリート論を展開した。
- (5)ミルズ(Mills, C.)は,一次的逸脱と二次的逸脱という概念を用いて,逸脱的アイデンティティが形成されるメカニズムを説明した。
正答 (1)(2)
正答は (1)と(2)。適切なのはこの2つです。
(1) ゴッフマンは『スティグマの社会学』で、身体の障害や
特徴など、他者から否定的にみられ、偏見を呼び起こす
「印」をスティグマと呼びました。
(2) オルポートは『偏見の心理』で、民族的偏見を
「誤った、柔軟性のない一般化に基づいた反感」と定義しました。
【ほかの選択肢】
(3) リップマンは『世論』で、人々が物事を単純化して捉える
固定的なイメージをステレオタイプと呼びました。
ダブル・コンティンジェンシーはパーソンズやルーマンの概念です。 誤り
解説の続きをみる続きを閉じる
(4) パワーエリート論を唱えたのはミルズです。
コールマンは社会関係資本(ソーシャル・キャピタル)の研究で知られます。 誤り
(5) 一次的逸脱と二次的逸脱の概念で逸脱的アイデンティティの
形成を説明したのは、ラベリング論のレマートです。 誤り
出典:社会福祉士国家試験 第37回(令和6年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
「社会学と社会システム」のほかの問題
- 第38回(令和7年度) 第17問次の記述のうち,人々の生活に関連する社会学の概念についての説明として,最も適切なものを1
- 第38回(令和7年度) 第18問事例を読んで,次のうち,社会福祉士としてひとり親世帯であるAさん親子の状況を把握するうえ
- 第38回(令和7年度) 第13問デュルケーム(Durkheim, É.)の「自殺論」に関する次の記述のうち,最も適切なも
- 第38回(令和7年度) 第14問現在の日本のNPO法人(特定非営利活動法人)に関する次の記述のうち,最も適切なものを1
- 第38回(令和7年度) 第15問人口統計で用いられる用語に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。
- 第38回(令和7年度) 第16問エスピン-アンデルセン(Esping-Andersen, G.)の福祉国家レジーム論に関
スポンサーリンク

