35 歳の女性。口腔清掃時に上顎右側小臼歯部にフロスが引っかかることを主訴として来院した。診察の結果、5 の隣接面接触点…

C問題 第70問

35 歳の女性。口腔清掃時に上顎右側小臼歯部にフロスが引っかかることを主訴として来院した。診察の結果、5 の隣接面接触点下に齲蝕を認めた。辺縁隆線を保存して直接修復を行うこととした。初診時の口腔内写真(別冊No. 27A)、エックス線画像(別冊No. 27B)及び回転切削器具の写真(別冊No. 27C)を別に示す。咬合面近心小窩からの便宜拡大に用いる適切な回転切削器具はどれか。1 つ選べ。

歯科医師 2023年(令和5年) 第70問の写真(1/2)歯科医師 2023年(令和5年) 第70問の写真(2/2)
正答 (3)
正答は (3)。近心小窩から隣接面のう蝕へ向けて小さく入り口を開けるには、高速用の小さなラウンドのダイヤモンドポイントを使います。 【見るところ】 エックス線画像(B)で、上顎右側第二小臼歯の近心の接触点の下に透過像があります。器具の写真(C)のウは、FG(高速用)の軸の先に小さな球形のダイヤモンドが付いたポイントです。 辺縁隆線を残す(トンネル窩洞の形)ため、咬合面の近心小窩から斜めに小さく削り進み、う蝕に到達します。歯質を大きく削らないよう、先が小さく切削効率のよいポイントを選びます。
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【ほかの選択肢】 (1) アは研磨・形態修正用のストーンポイントで、窩洞の開拡には使わないので 誤り (2) イはコントラ用(低速)のスチールのラウンドバーで、軟化象牙質の除去に使うので 誤り (4) エは先の細長いダイヤモンドポイントで、小窩から角度をつけて入る操作に向かないので 誤り (5) オは先の平らな細いバーで、小さな球形で入り口を開ける操作に向かないので 誤り

出典:2023年(令和5年) 歯科医師国家試験 問70(厚生労働省 公表)出典元ページ

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