88 歳の男性。介護者から食事時間の延長が認められるとの訴えがあり、歯科訪問診療を行った。Lewy 小体型認知症の診断を…

C問題 第80問

88 歳の男性。介護者から食事時間の延長が認められるとの訴えがあり、歯科訪問診療を行った。Lewy 小体型認知症の診断を受けて特別養護老人ホームに入所中であり、生活全般にわたり全介助を必要としている。現在の食形態はミキサー食である。上顎義歯を有していないが、家族は積極的な歯科治療を望んでいない。初診時の口腔内写真(別冊No. 33)を別に示す。まず行うのはどれか。2 つ選べ。

歯科医師 2023年(令和5年) 第80問の写真
正答 (3)(5)
正答は (3)と(5)。まず口の中を清潔にし、実際の食事の様子を見て、食べる時間が延びる原因を探します。 【見るところ】 上顎は残根が多く、歯の周りと口蓋に汚れや歯垢が多くついています。下顎には部分床義歯が入っています。 全介助で協力が得にくく、家族も積極的な治療を望んでいないので、負担の少ない対応から始めます。口腔衛生管理で誤嚥性肺炎の予防と口の環境の改善を図り、食事場面を観察して、姿勢・一口量・食形態・ペースなどの問題を見つけます。 【ほかの選択肢】 (1) 間接訓練は指示に従う協力が要り、全介助の重い認知症の患者にまず行うものではないので 誤り
解説の続きをみる続きを閉じる
(2) 舌圧検査は器具をくわえて舌で押す協力が要り、まず行う検査ではないので 誤り (4) 嚥下内視鏡検査は、食事場面の評価で必要と判断してから行うので 誤り

出典:2023年(令和5年) 歯科医師国家試験 問80(厚生労働省 公表)出典元ページ

最終更新日

この回を通しで解く この分野を年度横断で解く

「C問題」のほかの問題

  1. 2025年(令和7年) 第26問2020 年度の我が国における社会保障給付費の内訳の関係で正しいのはどれか。1 つ選べ。
  2. 2025年(令和7年) 第55問右側頰部の違和感と鼻閉感で来院した患者のエックス線画像(別冊No. 18A、B)とCT(
  3. 2025年(令和7年) 第88問先天異常と不正咬合の組合せで正しいのはどれか。2 つ選べ。
  4. 2024年(令和6年) 第25問右側顎下部の腫脹を主訴として来院した13 歳男子の初診時の口腔外写真(別冊No. 5A)
  5. 2024年(令和6年) 第58問60 歳の女性。上顎左側第二小臼歯と第一大臼歯間の冷水痛を主訴として来院した。1 か月前
  6. 2024年(令和6年) 第88問上顎中切歯のデジタル画像検査において空間分解能が最も高いのはどれか。1 つ選べ。

問題文・解答の修正依頼

スポンサーリンク