9 歳の女児。口が閉じにくいことを主訴として来院した。診断をした結果、矯正歯科治療を行うこととした。初診時の顔面写真(別…

C問題 第81問

9 歳の女児。口が閉じにくいことを主訴として来院した。診断をした結果、矯正歯科治療を行うこととした。初診時の顔面写真(別冊No. 34A)、口腔内写真(別冊No. 34B)及びエックス線画像(別冊No. 34C)を別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。適切な矯正装置はどれか。1 つ選べ。

歯科医師 2023年(令和5年) 第81問の写真(1/3)歯科医師 2023年(令和5年) 第81問の写真(2/3)歯科医師 2023年(令和5年) 第81問の写真(3/3)
正答 (2)
正答は (2)。上顎が前に出た骨格性の上顎前突なので、上顎の前方への成長を抑えるヘッドギアを使います。 【見るところ】 顔面写真(A)では側貌が凸型で、口唇が閉じにくい様子です。口腔内写真(B)では上顎前歯が唇側に傾き、オーバージェットが大きくなっています。セファロ分析では SNA 角と ANB 角が大きく、SNB 角と下顎下縁平面角はほぼ標準の範囲です。 上顎の過成長による上顎前突で、9歳は成長期にあたります。ヘッドギア(上顎顎外固定装置)で上顎の前方への成長を抑え、上顎の大臼歯を遠心へ移動させます。
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【ほかの選択肢】 (1) 咬合斜面板は下顎の後退による上顎前突で、下顎を前に誘導する装置なので 誤り (3) Herbst 装置も下顎を前方へ誘導する装置なので 誤り (4) バイオネーターも下顎の前方への成長を促す機能的矯正装置なので 誤り (5) リップバンパーは下唇の圧を除き、下顎の歯列を広げる装置なので 誤り

出典:2023年(令和5年) 歯科医師国家試験 問81(厚生労働省 公表)出典元ページ

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