48 歳の男性。咬合異常を主訴として来院した。歩道で転倒し、顔面裂傷の処置を受けたという。初診時のパノラマエックス線画像…

D問題 第45問

48 歳の男性。咬合異常を主訴として来院した。歩道で転倒し、顔面裂傷の処置を受けたという。初診時のパノラマエックス線画像(別冊No. 13A)、後頭前頭方向エックス線画像(別冊No. 13B)及びCT(別冊No. 13C)を別に示す。転倒時に強打したと考えられる部位はどれか。1 つ選べ。

歯科医師 2023年(令和5年) 第45問の図(1/2)歯科医師 2023年(令和5年) 第45問の図(2/2)
正答 (1)
正答は (1)。両側の下顎頭(関節突起)が折れていて、これはオトガイ部を強く打ったときに力が両側の顎関節へ伝わって起こる骨折です。 【見るところ】 パノラマ(A)と後頭前頭方向の画像(B)、CT(C)の冠状断像で、両側の下顎頭が下顎枝から折れて内側へずれていると読めます。下顎骨体や下顎角部には骨折線は見られません。 オトガイ部を打つと、その力は下顎骨を伝わって両側の関節突起に集中し、介達骨折として両側の関節突起骨折が起こります。転倒で顔面に裂傷ができたことも、オトガイを地面に打ちつけたことに合います。両側の関節突起骨折では、下顎枝の高さが失われて臼歯が早く当たり、前歯が開咬になりやすく、咬合異常の訴えになります。
解説の続きをみる続きを閉じる
【ほかの選択肢】 (2) 右側の下顎角部を打つと、その部位か反対側の関節突起などが折れるが、両側の関節突起骨折にはなりにくいので 誤り (3) 右側の顎関節部を直接打った所見はなく、左右とも折れているので 誤り (4) 左側の下顎角部も同じく、両側の関節突起骨折の原因になりにくいので 誤り (5) 左側の顎関節部も、両側が折れていることの説明にならないので 誤り

出典:2023年(令和5年) 歯科医師国家試験 問45(厚生労働省 公表)出典元ページ

最終更新日

この回を通しで解く この分野を年度横断で解く

「D問題」のほかの問題

  1. 2025年(令和7年) 第84問認知項目を含む日常生活動作の自立度を評価するのはどれか。1 つ選べ。
  2. 2024年(令和6年) 第27問エナメルマトリックスタンパク質の使用目的はどれか。2 つ選べ。
  3. 2024年(令和6年) 第59問O’Leary のPCR について正しいのはどれか。2 つ選べ。
  4. 2024年(令和6年) 第88問82 歳の女性。上顎左側前歯部の動揺を主訴として来院した。診察の結果、1 2 3を抜歯し
  5. 2025年(令和7年) 第24問2019 年の国民生活基礎調査における介護が必要となった主な原因で最も多いのはどれか。1
  6. 2025年(令和7年) 第49問8 歳の女児。発音が不明瞭であることを主訴として来院した。診察の結果、軟組織に対して処置

問題文・解答の修正依頼

スポンサーリンク