7 歳の男児。上の前歯に隙間があることを主訴として来院した。初診時の口腔内写真(別冊No. 33)を別に示す。原因の特定…

D問題 第85問

7 歳の男児。上の前歯に隙間があることを主訴として来院した。初診時の口腔内写真(別冊No. 33)を別に示す。原因の特定に有効なのはどれか。2 つ選べ。

歯科医師 2023年(令和5年) 第85問の写真
正答 (3)(4)
正答は (3)と(4)。正中離開の原因は、上唇小帯の付着の異常と、正中の埋伏過剰歯が代表なので、Blanch test とエックス線撮影で調べます。 【見るところ】 上顎中切歯の間に大きな隙間(正中離開)があり、上唇小帯が太く、歯間乳頭の近くまで付着していると読めます。 Blanch test は、上唇を引っぱったときに口蓋側の歯間乳頭が白くなる(虚血)かを見て、上唇小帯の付着の異常を判断します。口内法エックス線撮影では、中切歯の間に埋伏した正中過剰歯がないかを確かめます。なお7歳では、側切歯や犬歯の萌出前の生理的な正中離開(みにくいアヒルの子の時期)もあります。
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【ほかの選択肢】 (1) 歯髄電気診は歯髄の生死を調べる検査で、正中離開の原因は分からないので 誤り (2) 超音波検査は軟組織の腫瘤などの検査で、正中離開の原因の特定には使わないので 誤り (5) レーザー蛍光強度測定はう蝕の診断に使う検査なので 誤り

出典:2023年(令和5年) 歯科医師国家試験 問85(厚生労働省 公表)出典元ページ

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