上顎右側第一大臼歯にクラウンを製作するための印象採得を行った。印象操作の過程(別冊No. 8A、B)と各種印象法のトレー…
D問題 第38問
上顎右側第一大臼歯にクラウンを製作するための印象採得を行った。印象操作の過程(別冊No. 8A、B)と各種印象法のトレー、支台歯、印象材の断面図(別冊No. 8C)を別に示す。行った印象法はどれか。1 つ選べ。
- (1)ア
- (2)イ
- (3)ウ
- (4)エ
- (5)オ
正答 (3)
正答は (3)。ウです。
【見るところ】
印象操作の過程(別冊No. 8A、B)では、既製の金属トレーにパテタイプの印象材(青)を盛り、その上を薄いポリエチレンのフィルムで覆って口の中に圧接しています(A)。次に、フィルムを外したトレーを再び口の中に入れています(B)。
フィルムをスペーサーとして使う2回法(二次印象の前にパテの一次印象をとる、パテ・ウォッシュの2回法)の連合印象です。一次印象のパテは、フィルムの厚みの分だけ支台歯と歯列から離れた形に硬化します。そのすき間に流れのよい二次印象材(ウォッシュ)を入れて再び圧接するので、断面図では、トレー・パテ(青)の内側に、支台歯の周りをほぼ均一な厚さで包む二次印象材の層(ピンク)ができます。これがウの断面です。
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【ほかの選択肢】
(1) ア 上下の歯を同時に写す咬合印象(トリプルトレー、デュアルアーチトレー)の断面 誤り
(2) イ 1種類の印象材だけを使う単一印象の断面 誤り
(4) エ 二次印象材の層が支台歯の周りに薄くしかない断面で、スペーサーを使わない連合印象(パテと流れのよい印象材を同時に圧接する方法など)にあたる 誤り
(5) オ 支台歯だけを個歯トレー(または銅管など)で印象し、その上から全体を印象する方法の断面 誤り
出典:2024年(令和6年) 歯科医師国家試験 問38(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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