32 歳の女性。下顎右側第二大臼歯の冷水痛を主訴として来院した。最近になってしみるようになったという。検査の結果、辺縁性…
D問題 第66問
32 歳の女性。下顎右側第二大臼歯の冷水痛を主訴として来院した。最近になってしみるようになったという。検査の結果、辺縁性二次齲蝕と診断し、1 ステップシステムを用いたコンポジットレジン修復を行うこととした。初診時の口腔内写真(別冊No. 26A)、歯面処理とボンディング処理過程の口腔内写真(別冊No. 26B、C)及び修復操作終了後の口腔内写真(別冊No. 26D)を別に示す。C の直後に行うのはどれか。1 つ選べ。
- (1)水 洗
- (2)光照射
- (3)エアブロー
- (4)ベベル付与
- (5)ブロットドライ
正答 (3)
正答は (3)。エアブローです。
【見るところ】
初診時(A)は下顎右側第二大臼歯の咬合面の修復物の周りにう蝕があります。B では窩洞のエナメル質の周りに青いリン酸のジェルが塗られ(エナメル質のセレクティブエッチング)、C ではマイクロブラシで1ステップのボンディング材を窩洞に塗っています。
1ステップシステムのボンディング材は、酸性モノマー・親水性モノマー・溶媒(水やアセトン・エタノール)・重合開始剤を一つにしたものです。塗ったあと、決められた時間待って歯質に浸透させたら、エアブローで溶媒と水を十分に飛ばし、薄く均一な層にします。溶媒が残ると接着が弱くなるためです。そのあと光照射で重合させ、コンポジットレジンを塡塞します。
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【ほかの選択肢】
(1) 水洗 1ステップシステムのボンディング材は水洗しない。水洗はリン酸エッチングの後に行う 誤り
(2) 光照射 エアブローで溶媒を飛ばしてから行う 誤り
(4) ベベル付与 窩洞形成のときに行い、歯面処理より前 誤り
(5) ブロットドライ リン酸エッチングを水洗した後に、象牙質を乾かしすぎないように水分を吸い取る操作 誤り
出典:2025年(令和7年) 歯科医師国家試験 問66(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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