下顎左側第一大臼歯の口腔内写真(別冊No. 8A)とエックス線画像(別冊No. 8B)を別に示す。治療方針で適切なのはど…
A問題 第32問
下顎左側第一大臼歯の口腔内写真(別冊No. 8A)とエックス線画像(別冊No. 8B)を別に示す。治療方針で適切なのはどれか。2 つ選べ。
- (1)GTR 法
- (2)歯根分離
- (3)トンネリング
- (4)FGF-2 製剤の応用
- (5)ファーケーションプラスティ
正答 (2)(3)
正答は (2)と(3)。歯根分離とトンネリングです。
【見るところ】
エックス線画像(8B)で、下顎左側第一大臼歯の近心根と遠心根の間
(根分岐部)に、境界のはっきりした大きな透過像があります。
根分岐部の骨が頰側から舌側まで失われた、Lindhe-Nymanの分類の3度の根分岐部病変と考えられます。
3度の根分岐部病変は、再生療法では治しにくく、根分岐部をなくすか、清掃できる形にする方法を選びます。
(2) 歯根分離 根管治療のあと、歯を近心根と遠心根に分けて
それぞれを小臼歯のようにし、分岐部を清掃できるようにする
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(3) トンネリング 分岐部を頰舌に通るトンネルにして、
歯間ブラシで清掃できるようにする(根面う蝕に注意)
【ほかの選択肢】
(1) GTR法 主に2度の根分岐部病変や垂直性骨欠損に用いる 誤り
(4) FGF-2製剤の応用 垂直性骨欠損(2壁性・3壁性など)に用いる。3度の根分岐部病変は適応ではない 誤り
(5) ファーケーションプラスティ 1度から2度の初期の根分岐部病変で、分岐部の入口を広げて清掃しやすくする方法 誤り
出典:2025年(令和7年) 歯科医師国家試験 問32(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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