歯質と歯冠修復材料の機械的性質を表に示す。ビッカース硬さ 弾性係数 曲げ強さ 破壊靱性値材料(HV) (GPa) (MP…

A問題 第72問

歯質と歯冠修復材料の機械的性質を表に示す。ビッカース硬さ 弾性係数 曲げ強さ 破壊靱性値材料(HV) (GPa) (MPa) (MPa・m1/2)ア 68~70 12~19 125~270 N. D.イ 580~600 90~100 360~440 2.5~3.0ウ 1,250~1,275 200~250 1,110~1,272 5.8~7.7エ 64~148 9.6~18.0 170~240 N. D.オ 270~366 40~90 80~90 0.8~0.9 N. D. :計測値なしウはどれか。1 つ選べ。ただし、ア~オはa~eのいずれかに該当する。

正答 (3)
正答は (3)。ジルコニアです。 表のウは、ビッカース硬さ1,250〜1,275 HV、弾性係数200〜250 GPa、曲げ強さ1,110〜1,272 MPa、破壊靱性値5.8〜7.7 MPa・m^1/2 で、どの値も5つの中で最も大きくなっています。歯科用のセラミックスの中で、強さと靱性が最も高いのはジルコニア(部分安定化ジルコニア)です。 表のほかの行は、次のように読めます。 ア  硬さ約70 HV、弾性係数12〜19 GPa、破壊靱性値は計測なし →象牙質 イ  硬さ約600 HV、曲げ強さ360〜440 MPa、破壊靱性値2.5〜3.0
解説の続きをみる続きを閉じる
→二ケイ酸リチウム(ガラスセラミックス) エ  硬さ64〜148 HV、弾性係数9.6〜18 GPa、破壊靱性値は計測なし →コンポジットレジン オ  硬さ270〜366 HV、弾性係数40〜90 GPa、曲げ強さは低く、 破壊靱性値0.8〜0.9 →エナメル質(硬いがもろい) 【ほかの選択肢】 (1) 象牙質  アにあたる 誤り (2) エナメル質  オにあたる 誤り (4) 二ケイ酸リチウム  イにあたる 誤り (5) コンポジットレジン  エにあたる 誤り ※表は問題文の中に字として入っています。破壊靱性値の単位は MPa・m^1/2 です。

出典:2025年(令和7年) 歯科医師国家試験 問72(厚生労働省 公表)出典元ページ

最終更新日

この回を通しで解く この分野を年度横断で解く

「A問題」のほかの問題

  1. 2023年(令和5年) 第68問顎関節の模式図(A)とPosselt の図形(B)を示す。A の状態に対応するのはB の
  2. 2024年(令和6年) 第7問上下顎歯列の口腔内写真(別冊No. 3)を別に示す。Eichner の分類に基づく咬合支
  3. 2024年(令和6年) 第34問作業用模型上で適合良好であった全部金属冠を試適したところ、支台歯上で浮き上がりを認めた。
  4. 2024年(令和6年) 第65問78 歳の男性。歯の喪失による咀嚼困難と審美不良を主訴として来院した。診察の結果、インプ
  5. 2023年(令和5年) 第10問医師の職業倫理を示したのはどれか。2 つ選べ。
  6. 2023年(令和5年) 第38問頸部郭清術後の創部にドレーンを留置する目的はどれか。1 つ選べ。

問題文・解答の修正依頼

スポンサーリンク