33 歳の男性。コンタクトレンズ作成を希望して来院した。オートレフケラトメータの結果(別冊No. 6)を別に示す。中間透…
午後 第68問
33 歳の男性。コンタクトレンズ作成を希望して来院した。オートレフケラトメータの結果(別冊No. 6)を別に示す。中間透光体と眼底に異常を認めない。正しいのはどれか。
- (1)左眼は混合乱視である。
- (2)等価球面値で左眼の近視は右眼より強い。
- (3)トーリックコンタクトレンズは適応である。
- (4)左眼は平均的な角膜よりもスティープである。
- (5)右眼の角膜乱視は主に水晶体乱視で低減されている。
正答 (3)
正答は (3)。トーリックコンタクトレンズは適応です。
【見るところ】
右眼:他覚的屈折 S-0.75 D C-2.50 D Ax180°。角膜は R1 8.31 mm(40.50 D、1°)、R2 7.83 mm(43.00 D、91°)、平均 8.07 mm(41.75 D)、角膜乱視 -2.50 D Ax1°。
左眼:S-1.00 D C-1.50 D Ax178°。角膜は R1 8.32 mm(40.50 D、2°)、R2 7.92 mm(42.50 D、92°)、平均 8.12 mm(41.50 D)、角膜乱視 -2.00 D Ax2°。
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両眼とも垂直の経線の屈折力が強い直乱視(右 2.50 D、左 1.50 D)で、乱視の大部分は角膜によるものです。乱視の度が大きく、球面のソフトコンタクトレンズでは矯正しきれないので、乱視を矯正できるトーリックコンタクトレンズの適応になります。
【ほかの選択肢】
(1) 左眼は混合乱視である。 S-1.00 D C-1.50 D は、主経線の屈折が -1.00 D と -2.50 D で、どちらも近視の側=複性近視乱視 誤り
(2) 等価球面値で左眼の近視は右眼より強い。 等価球面値は右 -0.75+(-2.50÷2)=-2.00 D、左 -1.00+(-1.50÷2)=-1.75 D で、右眼の方が強い 誤り
(4) 左眼は平均的な角膜よりもスティープである。 左眼の平均の曲率半径 8.12 mm(41.50 D)は、平均的な角膜(約 7.8 mm、約 43 D)より平ら(フラット) 誤り
(5) 右眼の角膜乱視は主に水晶体乱視で低減されている。 右眼は角膜乱視 2.50 D と屈折の乱視 2.50 D が同じで、水晶体による打ち消しはほとんどない(左眼は角膜乱視 2.00 D に対して屈折の乱視 1.50 D で、0.50 D 打ち消されている) 誤り
出典:2023年(令和5年) 視能訓練士国家試験 問68(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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