35 歳の女性。1 週間前から右眼の光視症と視力低下が出現したため来院した。視力は右(0.1×-1.50 D)、左(1.…
午後 第69問
35 歳の女性。1 週間前から右眼の光視症と視力低下が出現したため来院した。視力は右(0.1×-1.50 D)、左(1.2×-2.00 D)。右眼の広角眼底撮影の結果(別冊No. 10)を別に示す。この患者でみられる所見はどれか。
- (1)黄斑剝離
- (2)乳頭浮腫
- (3)硝子体出血
- (4)網膜細動脈瘤
- (5)上鼻側網膜剝離
正答 (1)
正答は (1)。黄斑剝離です。
【見るところ】
右眼の広角眼底写真で、視神経乳頭はほぼ中央のやや右にあり、その左側(耳側)に黄斑があります。画像の左上(上耳側)から
黄斑にかけて、網膜が灰白色〜緑色にふくらみ、しわ(ひだ)を作って浮き上がっていると読めます。網膜剝離が上耳側から
黄斑まで及んでいる(黄斑剝離を伴う)像です。
光視症のあとに視力低下が出たこと、矯正視力が 0.1 に下がっていることも、剝離が黄斑に及んだことに合います。黄斑剝離を伴う裂孔原性網膜剝離は、早めの手術が必要です。
解説の続きをみる続きを閉じる
【ほかの選択肢】
(2) 乳頭浮腫 乳頭の境界は保たれ、腫れの像はない 誤り
(3) 硝子体出血 眼底がよく透見でき、出血による混濁はない 誤り
(4) 網膜細動脈瘤 動脈の瘤や周りの出血・滲出の像はない 誤り
(5) 上鼻側網膜剝離 剝離は乳頭の耳側(上耳側)にある 誤り
出典:2025年(令和7年) 視能訓練士国家試験 問69(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
「午後」のほかの問題
- 2024年(令和6年) 第68問54 歳の男性。3 週間前から持続する両眼の眼瞼下垂と複視を主訴に来院した。症状は午後か
- 2023年(令和5年) 第17問暗所視比視感度曲線のピーク波長[nm]はどれか。
- 2023年(令和5年) 第41問硝子体出血をきたさないのはどれか。
- 2023年(令和5年) 第65問外斜視を矯正する手術はどれか。2 つ選べ。
- 2024年(令和6年) 第15問上直筋の作用で正しい組合せはどれか。
- 2024年(令和6年) 第39問右眼に赤フィルタを装用したときの結果(別冊No. 5)を別に示す。考えられる疾患はどれか
スポンサーリンク


