47 歳の女性。3 日前から複視と眼瞼下垂が出現し、症状が改善しないため来院した。来院時の9 方向むき眼位写真(別冊No…

午後 第68問

47 歳の女性。3 日前から複視と眼瞼下垂が出現し、症状が改善しないため来院した。来院時の9 方向むき眼位写真(別冊No. 9)を別に示す。この患者で最も注意すべきなのはどれか。

視能訓練士 2025年(令和7年) 第68問の写真
正答 (5)
正答は (5)。瞳孔です。 【見るところ】 正面視で左眼(写真の右側)の上眼瞼が下がっています。各方向の写真では、左眼の内転・上転が悪いと読めます。 3日前から急に出た複視と眼瞼下垂で、左の動眼神経麻痺が疑われます。動眼神経の中を走る瞳孔の線維は神経の表面近くにあるため、外からの圧迫(内頸動脈-後交通動脈分岐部の脳動脈瘤など)では早くから散瞳と対光反射の低下が起こります。散瞳を伴う動眼神経麻痺は、動脈瘤の破裂(くも膜下出血)につながるおそれがあり、緊急に頭部の画像検査が必要です。瞳孔の大きさと対光反射を必ず確かめます。糖尿病などの微小循環障害による麻痺では、瞳孔は保たれることが多いとされます。
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【ほかの選択肢】 (1) 眼圧  動眼神経麻痺の評価で最も急ぐ項目ではない 誤り (2) 眼底  乳頭浮腫の確認などには使うが、最も注意すべき点ではない 誤り (3) 視力  動眼神経麻痺では視力は保たれる 誤り (4) 前房  関係が薄い 誤り

出典:2025年(令和7年) 視能訓練士国家試験 問68(厚生労働省 公表)出典元ページ

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