右眼に赤フィルタを装用したときの結果(別冊No. 5)を別に示す。考えられる疾患はどれか。…

午後 第39問

右眼に赤フィルタを装用したときの結果(別冊No. 5)を別に示す。考えられる疾患はどれか。

視能訓練士 2024年(令和6年) 第39問の図
正答 (1)
正答は (1)。右眼に赤フィルタを付けた結果から考えられるのは外転神経麻痺です。 赤フィルタ試験では、赤い像が右眼の像、白い像が左眼の像です。図では、 ・どの方向でも赤(右眼)が白(左眼)の右側にあり、上下のずれはない ・右方視で離れが最も大きく、左方視ではほぼ重なる と読めます。右眼の像が右側に見える同側性(非交差性)の複視なので、内よりの斜視(内斜視)です。ずれが右方視で大きいのは、右方視で働く右眼の外直筋が弱いためで、右眼の外転神経麻痺と考えられます。 【ほかの選択肢】 (2) 滑車神経麻痺 誤り
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上下の複視が出て、下方視(とくに麻痺眼の内転位の下方)で大きくなります。図には上下のずれがありません。 (3) 動眼神経麻痺 誤り 外斜視による交差性の複視(右眼の像が左に見える)と、上下のずれが出ます。 (4) Brown 症候群 誤り 内転位での上転の障害で、上下のずれが上方視で出ます。 (5) Parinaud 症候群 誤り 上方視の障害が主で、水平の複視が一つの方向で強まる形にはなりません。 【見分け方】 同側性(非交差性)の複視 → 内斜視、交差性の複視 → 外斜視 ずれが最も大きくなる方向に、弱っている筋の働く方向があります。

出典:2024年(令和6年) 視能訓練士国家試験 問39(厚生労働省 公表)出典元ページ

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