鎮痛の目的で用いられる漢方処方製剤に関する記述のうち、誤っているものはどれか。…
主な医薬品とその作用 第66問
鎮痛の目的で用いられる漢方処方製剤に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)桂枝加朮附湯は、体力虚弱で、汗が出、手足が冷えてこわばり、ときに尿量が少ないものの関節痛、神経痛に適すとされる。
- (2)薏苡仁湯は、関節や筋肉のはれや痛みがあるものの関節痛、筋肉痛等に適すとされるが、体の虚弱な人には不向きとされる。
- (3)芍薬甘草湯は、筋肉の急激な痙攣を伴う痛みのあるもののこむらがえり等に適すとされ、体力に関わらず使用できる。
- (4)疎経活血湯は、体力中等度以下で、手足の冷えを感じ、下肢の冷えが強く、下肢又は下腹部が痛くなりやすいものの冷え性、腰痛、下腹部痛等に適すとされる。
正答 (4)
正答は (4)。誤っているのはこれです。
【(4) 誤り ―― これは当帰四逆加呉茱萸生姜湯の説明です】
「体力中等度以下で、手足の冷えを感じ、下肢の冷えが強く、下肢又は下腹部が痛くなりやすいものの冷え症、しもやけ、頭痛、下腹部痛、腰痛、下痢、月経痛に適す」とされるのは当帰四逆加呉茱萸生姜湯です。疎経活血湯は、体力中等度で、痛みがあり、ときにしびれがあるものの関節痛、神経痛、腰痛、筋肉痛に適すとされ、胃腸が弱く下痢しやすい人には不向きとされます。
【ほかの選択肢】
(1) 正しい。桂枝加朮附湯は、体力虚弱で、汗が出、手足が冷えてこわばり、ときに尿量が少ないものの関節痛、神経痛に適すとされます。
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(2) 正しい。薏苡仁湯は、体力中等度で、関節や筋肉のはれや痛みがあるものの関節痛、筋肉痛、神経痛に適すとされますが、悪心・嘔吐、胃部不快感等の副作用が現れやすい等の理由で、体の虚弱な人などには不向きとされます。構成生薬としてマオウを含みます。
(3) 正しい。芍薬甘草湯は、体力に関わらず使用でき、筋肉の急激な痙攣を伴う痛みのあるもののこむらがえり、筋肉の痙攣、腹痛、腰痛に適すとされます。症状があるときのみの服用にとどめ、連用は避けます。
出典:登録販売者試験 令和4年度(愛媛県 公表問題)出典元ページ
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