乗物酔い防止薬の配合成分に関する記述のうち、誤っているものはどれか。…
主な医薬品とその作用 第66問
乗物酔い防止薬の配合成分に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)胃粘膜への麻酔作用によって嘔吐刺激を和らげ、乗物酔いに伴う吐きけを抑えることを目的として、アミノ安息香酸エチルのような局所麻酔成分が配合されている場合がある。
- (2)脳に軽い興奮を起こさせて平衡感覚の混乱によるめまいを軽減させることを目的として、カフェイン(無水カフェイン等を含む。)が配合されている場合がある。
- (3)メクリジン塩酸塩は、他の抗ヒスタミン成分と比べて作用が現れるのが遅く、持続時間が長い。
- (4)ジフェニドール塩酸塩は、外国において、乳児突然死症候群のような致命的な呼吸抑制を生じたとの報告があるため、15 歳未満の小児では使用を避ける必要がある。
正答 (4)
正答は (4)。誤っているのはこれです。
【(4) 誤り ―― これはプロメタジンの注意です】
外国において、乳児突然死症候群や乳児睡眠時無呼吸発作のような致命的な呼吸抑制を生じたとの報告があるため、15歳未満の小児では使用を避ける必要があるのは、プロメタジン塩酸塩等のプロメタジンを含む成分です。ジフェニドール塩酸塩は、内耳にある前庭と脳を結ぶ神経(前庭神経)の調節作用のほか、内耳への血流を改善する作用を示す抗めまい成分です。副作用として、抗ヒスタミン成分や抗コリン成分と同様、頭痛、排尿困難、眠気、散瞳による異常な眩しさ、口渇のほか、浮動感や不安定感が現れることがあります。
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【ほかの選択肢】
(1) 正しい。胃粘膜への麻酔作用によって嘔吐刺激を和らげ、乗物酔いに伴う吐きけを抑えることを目的として、アミノ安息香酸エチルのような局所麻酔成分が配合されている場合があります。
(2) 正しい。脳に軽い興奮を起こさせて平衡感覚の混乱によるめまいを軽減させることを目的として、カフェイン(無水カフェイン等を含む)やジプロフィリンなどのキサンチン系と呼ばれる成分が配合されている場合があります。
(3) 正しい。メクリジン塩酸塩は、他の抗ヒスタミン成分と比べて作用が現れるのが遅く持続時間が長く、専ら乗物酔い防止薬に配合されています。
出典:登録販売者試験 令和5年度(愛媛県 公表問題)出典元ページ
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