解熱鎮痛薬の配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。…

主な医薬品とその作用 第64問

解熱鎮痛薬の配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。a アスピリンには、血液を凝固しやすくする作用もあるため、胎児や出産時の母体への影響を考慮して、出産予定日12週間以内の使用を避ける必要がある。b アセトアミノフェンは、他の解熱鎮痛成分のような胃腸障害が少ないため、空腹時に服用できる製品もある。c イブプロフェンは、プロスタグランジンの産生を促進することで消化管粘膜の防御機能を低下させるため、胃・十二指腸潰瘍の再発を招くおそれがある。d イソプロピルアンチピリンは、一般用医薬品で唯一のピリン系解熱鎮痛成分であり、ピリン系解熱鎮痛成分によって薬疹等のアレルギー症状を起こしたことがある人は使用するべきではない。

正答 (4)
正答は (4)。a 誤、b 正、c 誤、d 正 です。 【(a)誤り ―― 血液を凝固「しにくく」させる作用です】 アスピリン(アスピリンアルミニウムを含む)には、他の解熱鎮痛成分に比較して胃腸障害を起こしやすいほか、血液を凝固しにくくさせる作用もあります。そのため、胎児や出産時の母体への影響を考慮して、出産予定日12週間以内の使用を避けることとされています。「凝固しやすくする」が誤りです。 【(b)正しい】 アセトアミノフェンは、主として中枢作用によって解熱・鎮痛をもたらすため、末梢における抗炎症作用は期待できません。その分、他の解熱鎮痛成分のような胃腸障害は少なく、空腹時に服用できる製品もあります。ただし、食後の服用が推奨されています。
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【(c)誤り ―― プロスタグランジンの産生を「抑制」します】 イブプロフェンは、プロスタグランジンの産生を抑制することで消化管粘膜の防御機能を低下させるため、消化管に広範に炎症を生じる疾患である胃・十二指腸潰瘍、潰瘍性大腸炎又はクローン病の既往歴がある人では、それら疾患の再発を招くおそれがあります。 【(d)正しい】 イソプロピルアンチピリンは、解熱及び鎮痛の作用は比較的強いものの、抗炎症作用は弱いため、他の解熱鎮痛成分と組み合わせて配合されます。現在では、一般用医薬品で唯一のピリン系解熱鎮痛成分となっています。ピリン系解熱鎮痛成分によって薬疹等のアレルギー症状を起こしたことがある人は使用しないこととされています。

出典:登録販売者試験 令和7年度(愛媛県 公表問題)出典元ページ

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