医薬品の適正使用のための啓発活動に関する記述の正誤について、正しい組合せを一つ選べ。…
医薬品の適正使用と安全対策 第113問
医薬品の適正使用のための啓発活動に関する記述の正誤について、正しい組合せを一つ選べ。a 登録販売者には、薬剤師とともに、適切なセルフメディケーションの普及定着、医薬品の適正使用の推進のための啓発活動に積極的に参加、協力することが期待されている。b 「薬と健康の週間」は、医薬品の持つ特質など正しい知識を生活者に浸透させるために、国、自治体、関係団体等が取り組んでいる。c 「ダメ。ゼッタイ。」普及運動は、「6・26国際麻薬乱用撲滅デー」を広く普及し、薬物乱用防止を推進するため、国、自治体、関係団体等が取り組んでいる。d 薬物乱用や薬物依存は、違法薬物(麻薬、覚せい剤、大麻等)によってのみ引き起こされるのではなく、一般用医薬品によっても生じ得る。
- (1)a: 正 b: 正 c: 正 d: 誤
- (2)a: 正 b: 正 c: 誤 d: 正
- (3)a: 正 b: 誤 c: 正 d: 正
- (4)a: 誤 b: 正 c: 正 d: 正
- (5)a: 正 b: 正 c: 正 d: 正
正答 (5)
正答は (5)。(a)から(d)まで、すべて正しい記述です。
【(a)正しい ―― 登録販売者に期待される役割】
登録販売者には、薬剤師とともに、適切なセルフメディケーションの普及定着、医薬品の適正使用の推進のための啓発活動に積極的に参加、協力することが期待されています。
販売の場に立つだけでなく、地域における啓発の担い手でもある、という位置づけです。
【(b)正しい ―― 薬と健康の週間】
薬と健康の週間は、医薬品の持つ特質及びその使用・取扱い等について正しい知識を生活者に浸透させることにより、保健衛生の維持向上に貢献することを目的として、国、自治体、関係団体等により、毎年10月17日から23日までの1週間に実施されています。
解説の続きをみる続きを閉じる
【(c)正しい ―― ダメ。ゼッタイ。普及運動】
「ダメ。ゼッタイ。」普及運動は、「6・26国際麻薬乱用撲滅デー」を広く普及し、薬物乱用防止を推進するため、国、自治体、関係団体等によって実施されています。
実施時期は毎年6月20日から7月19日までの1か月間です。2つの啓発活動の時期を対で覚えておきましょう。
薬と健康の週間 …… 10月17日から23日までの1週間
ダメ。ゼッタイ。普及運動 …… 6月20日から7月19日までの1か月間
【(d)正しい ―― 一般用医薬品でも乱用は起こる】
薬物乱用や薬物依存は、違法薬物(麻薬、覚せい剤、大麻等)によってのみ引き起こされるのではなく、一般用医薬品によっても生じ得ます。
一般用医薬品で問題となる主な成分を挙げます。
コデインリン酸塩水和物、ジヒドロコデインリン酸塩 …… 麻薬性鎮咳成分
ブロモバレリル尿素、アリルイソプロピルアセチル尿素 …… 鎮静成分
エフェドリン、メチルエフェドリン、プソイドエフェドリン ……
アドレナリン作動成分
カフェイン …… 反復摂取により依存を形成する
濫用等のおそれのあるものとして厚生労働大臣が指定する医薬品の販売時には、購入者の氏名・年齢(若年者の場合)や、他店舗での購入状況、必要量を超えて購入する場合はその理由を確認することとされています。
【啓発活動の対象について】
薬物乱用防止の啓発は、小中学生のうちから行うことが重要とされています。青少年では、薬物乱用の危険性に関する認識や理解が十分でなく、好奇心から身近に入手できる薬物を乱用することがあるためです。「大人になってから教えればよい」という考え方は誤りです。
また、薬物乱用は、乱用した本人の健康を害するだけでなく、社会的な弊害を生じるおそれが大きいという点も重要です。
出典:登録販売者試験 令和元年度(関西広域連合 公表問題)出典元ページ
最終更新日
「医薬品の適正使用と安全対策」のほかの問題
- 令和7年度 第111問一般用医薬品の安全対策に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。
- 令和8年度 第114問一般用医薬品の添付文書等において、「次の人は使用(服用)しないこと」の項目中に、「服用後
- 令和2年度 第117問一般用医薬品の添付文書に、アルミニウム脳症及びアルミニウム骨症を生じるおそれがあるため「
- 令和3年度 第120問クロルフェニラミンマレイン酸塩を含有する一般用医薬品である内服アレルギー用薬の添付文書等
- 令和5年度 第103問一般用医薬品の保管及び取扱いに関する記述について、最も適切なものを一つ選べ。
- 令和6年度 第106問医薬品の購入者等に対する情報提供に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。
スポンサーリンク

