一般用医薬品の使用上の注意に関する記述について、「服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないこと」と添付文書に記載されてい…
医薬品の適正使用と安全対策 第118問
一般用医薬品の使用上の注意に関する記述について、「服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないこと」と添付文書に記載されているものを一つ選べ。
- (1)インドメタシン
- (2)コデインリン酸塩水和物
- (3)スクラルファート
- (4)アスピリン
- (5)グリチルリチン酸二カリウム
正答 (2)
正答は (2)。「服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないこと」と記載されているのは、コデインリン酸塩水和物です。
【なぜコデインリン酸塩水和物なのか】
コデインリン酸塩水和物は麻薬性鎮咳成分で、眠気が現れることがあります。そのため、添付文書には「服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないこと」と記載されています。
あわせて、この成分には次の注意もあります。
12歳未満の小児には使用しない(呼吸抑制のおそれ)
授乳中の人は服用しないか、服用する場合は授乳を避ける
依存性があり、濫用等のおそれのある医薬品に指定されている
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便秘が現れやすい
【「運転操作をしないこと」とされる成分の整理】
この注意が記載されるのは、眠気、目のかすみ、異常な眩しさを生じるおそれがある成分です。大きく3つの理由で分けられます。
眠気を生じるもの
抗ヒスタミン成分(ジフェンヒドラミン塩酸塩、クロルフェニラミン
マレイン酸塩、メクリジン塩酸塩、ジメンヒドリナート等)
コデインリン酸塩水和物、ジヒドロコデインリン酸塩
ブロモバレリル尿素、アリルイソプロピルアセチル尿素
鎮静成分が配合されたかぜ薬、解熱鎮痛薬
抗コリン成分(スコポラミン臭化水素酸塩水和物、ロートエキス等)
目のかすみ、異常な眩しさを生じるもの
抗コリン成分(散瞳による)
ジフェニドール塩酸塩
ピレンゼピン塩酸塩
眠気等を生じるもの
かぜ薬、催眠鎮静薬、乗物酔い防止薬、鎮咳去痰薬など、
上記成分を含む製品全般
【他の選択肢について】
インドメタシン …… 外皮用薬の非ステロイド性抗炎症成分。
11歳未満の小児には使用しない、喘息を起こしたことがある人は使用しない、といった注意はありますが、運転操作の注意はありません
スクラルファート …… 胃粘膜保護・修復成分。
透析療法を受けている人は使用しない、という注意が中心です
アスピリン …… 解熱鎮痛成分。15歳未満の小児、
出産予定日12週以内の妊婦などの注意がありますが、運転操作の注意はありません
グリチルリチン酸二カリウム …… 抗炎症成分。
偽アルドステロン症に関する注意が中心です
眠くなる薬かどうか、という観点で選べば迷いません。
出典:登録販売者試験 令和元年度(関西広域連合 公表問題)出典元ページ
最終更新日
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