眠気を促す抗ヒスタミン成分に関する記述の正誤について、正しい組合せを一つ選べ。…
主な医薬品とその作用 第27問
眠気を促す抗ヒスタミン成分に関する記述の正誤について、正しい組合せを一つ選べ。a 脳内におけるヒスタミン刺激を増加させることにより、眠気を促す。b 妊婦又は妊娠していると思われる女性でも、抗ヒスタミン成分を主薬とする睡眠改善薬の使用を避ける必要はない。c 慢性的に不眠症状がある人を対象とするものではない。d 目が覚めたあとも、注意力の低下やめまいを起こすことがあるので、注意が必要である。
- (1)a: 正 b: 正 c: 誤 d: 誤
- (2)a: 正 b: 誤 c: 正 d: 誤
- (3)a: 正 b: 誤 c: 誤 d: 正
- (4)a: 誤 b: 誤 c: 正 d: 正
- (5)a: 誤 b: 誤 c: 正 d: 誤
正答 (4)
正答は (4)。(a)誤、(b)誤、(c)正、(d)正です。
【(a)が誤り ―― ヒスタミンの働きを抑えて眠気を促す】
ヒスタミンは脳の覚醒の維持に関わっています。抗ヒスタミン成分は、脳内でのヒスタミンの刺激を「低下」させることで眠気を促します。「増加させる」は逆です。
【(b)が誤り ―― 妊婦は使用を避ける】
妊娠中にしばしば生じる睡眠障害は、ホルモンのバランスや体型の変化などが原因で、睡眠改善薬の適用対象ではありません。妊婦又は妊娠していると思われる女性は、睡眠改善薬の使用を避けます。
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【(c)正しい ―― 一時的な不眠が対象】
抗ヒスタミン成分を主薬とする睡眠改善薬は、一時的な睡眠障害(寝つきが悪い、眠りが浅い)の緩和に用いるものです。慢性的な不眠の人や、医療機関で不眠症と診断された人は対象外です。
【(d)正しい ―― 翌朝まで残ることがある】
目が覚めたあとも、注意力の低下や寝ぼけ様症状、判断力の低下などが一時的に現れることがあるため、その日は乗物や機械の運転操作を避けるよう注意が必要です。
【あわせて覚えておきたいこと】
15歳未満の小児では、抗ヒスタミン成分により眠気とは反対の神経過敏や中枢興奮などが起きやすいため、睡眠改善薬の使用は避けます。
出典:登録販売者試験 令和元年度(関西広域連合 公表問題)出典元ページ
最終更新日
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