眠気を促す薬及びその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組合せを一つ選べ。…
主な医薬品とその作用 第27問
眠気を促す薬及びその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組合せを一つ選べ。a 小児や若年者では、抗ヒスタミン成分により眠気とは反対の神経過敏や中枢興奮などが現れることがある。b ジフェンヒドラミン塩酸塩は、抗ヒスタミン成分の中でも特に中枢作用が弱い。c ブロモバレリル尿素は、脳内におけるヒスタミン刺激を低下させることにより眠気を促す。d ブロモバレリル尿素は、反復摂取により依存が生じることが知られているため、乱用に注意が必要である。
- (1)a: 正 b: 誤 c: 正 d: 誤
- (2)a: 正 b: 誤 c: 誤 d: 正
- (3)a: 誤 b: 誤 c: 正 d: 誤
- (4)a: 正 b: 正 c: 誤 d: 誤
- (5)a: 誤 b: 誤 c: 誤 d: 正
正答 (2)
正答は (2)。(a)正、(b)誤、(c)誤、(d)正です。
【(a)正しい ―― 小児・若年者の神経過敏】
小児や若年者では、抗ヒスタミン成分により、眠気とは反対の神経過敏や中枢興奮などが現れることがあります。特に15歳未満の小児では起きやすいため、抗ヒスタミン成分を含む睡眠改善薬の使用は避けます。
【(b)が誤り ―― ジフェンヒドラミンは中枢作用が強い】
ジフェンヒドラミン塩酸塩は、抗ヒスタミン成分の中でも特に中枢作用が強いとされます。そのため睡眠改善薬の主薬に用いられます。
【(c)が誤り ―― ブロモバレリル尿素は脳の興奮を抑える】
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脳内のヒスタミン刺激を低下させて眠気を促すのは、抗ヒスタミン成分です。ブロモバレリル尿素は、脳の興奮を抑え、痛覚を鈍くする作用がある鎮静成分です。
【(d)正しい ―― 反復摂取で依存】
ブロモバレリル尿素は、反復して摂取すると依存を生じることが知られており、本来の目的から逸脱した使用(乱用)がなされることがあります。また、少量でも眠気を催しやすく、妊婦などでは使用を避けることが望ましいとされます。
出典:登録販売者試験 令和3年度(関西広域連合 公表問題)出典元ページ
最終更新日
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