セルフメディケーションに関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。…

医薬品に共通する特性と基本的な知識 第23問

セルフメディケーションに関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。a 世界保健機関(WHO)によれば、セルフメディケーションとは、「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」とされている。b 登録販売者が地域住民の相談を受け、一般用医薬品の販売や必要な時は医療機関の受診を勧める業務は、セルフメディケーションの推進に欠かせない。c 一般用医薬品の販売に従事する登録販売者には、薬剤師や医師、看護師など地域医療を支える医療スタッフあるいは行政などとも連携をとって、地域住民の健康維持・増進、生活の質(QOL)の改善・向上などに携わることが望まれる。d セルフメディケーション税制の対象となる医薬品は、令和4年1月の見直しにより、スイッチOTC医薬品に限定された。

正答 (1)
正答は (1)。誤っているのは(d)だけです。 【(a)正しい ―― 世界保健機関による定義】 世界保健機関(WHO)によれば、セルフメディケーションとは「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」とされています。 「自分自身の健康に責任を持ち」という前半と、「軽度な身体の不調」という限定が重要です。何でも自分で治すという意味ではありません。 【(b)正しい ―― 受診勧奨も業務のうち】 登録販売者が地域住民の相談を受け、一般用医薬品を販売するだけでなく、必要なときには医療機関の受診を勧めることは、セルフメディケーションの推進に欠かせません。
解説の続きをみる続きを閉じる
売ることだけが仕事ではない、という点を押さえてください。一般用医薬品で対処できる範囲を超えていると判断したときに、きちんと受診を勧められることが専門家の役割です。 【(c)正しい ―― 地域の医療スタッフとの連携】 薬剤師、医師、看護師といった地域医療を支える医療スタッフや行政とも連携し、地域住民の健康維持・増進、生活の質(QOL)の改善・向上に携わることが望まれます。 【(d)が誤り ―― 対象は拡大された】 セルフメディケーション税制の対象は、令和4年1月の見直しにより、スイッチOTC医薬品以外にも拡大されました。「限定された」ではなく、その逆です。 具体的には、腰痛、肩こり、かぜ、アレルギーの緩和に用いるものなど、スイッチOTC医薬品以外の一部の一般用医薬品が新たに対象に加えられています。 【セルフメディケーション税制の要点】 健康の保持増進および疾病の予防への取組として、一定の取組(特定健康診査、予防接種、定期健康診断、がん検診など)を行っている人が対象です。 その人がスイッチOTC医薬品等を購入した費用について、一定の金額をその年分の総所得金額等から控除できます。 従来の医療費控除との選択適用であり、両方を同時に使うことはできません。 購入の際にレシートへの記載が必要になりますので、店頭での対応としても押さえておきたいところです。

出典:登録販売者試験 令和6年度(群馬県 公表問題)出典元ページ

最終更新日

この回を通しで解く この分野を年度横断で解く

「医薬品に共通する特性と基本的な知識」のほかの問題

  1. 令和8年度 第23問食品に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
  2. 令和8年度 第29問医薬品と食品の相互作用に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
  3. 令和8年度 第35問医薬品の品質に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
  4. 令和7年度 第21問医薬品の本質に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
  5. 令和7年度 第27問医薬品の不適正な使用に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
  6. 令和7年度 第33問医療機関で治療を受けている人等への医薬品の使用に関する次の記述の正誤について、正しい組合

問題文・解答の修正依頼

スポンサーリンク