医薬品のプラセボ効果に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。…

医薬品に共通する特性と基本的な知識 第34問

医薬品のプラセボ効果に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。a 医薬品を使用したときにもたらされる反応や変化は、薬理作用によるもののみであり、プラセボ効果によるものは含まれない。b プラセボ効果によってもたらされる反応や変化には、望ましいもの(効果)と不都合なもの(副作用)とがある。c プラセボ効果は、主観的な変化だけでなく、客観的に測定可能な変化として現れることがある。

正答 (4)
正答は (4)。b と c が正しい記述です。 【(a)が誤り ―― プラセボ効果も含まれる】 医薬品を使用したときにもたらされる反応や変化には、薬理作用によるもののほか、プラセボ効果によるものも含まれます。 プラセボ効果とは、医薬品を使用したとき、結果的又は偶発的に薬理作用によらない作用を生じることをいいます。日本語では偽薬効果といいます。 その要因としては、医薬品を使用したこと自体による楽観的な結果への期待(暗示効果)、条件付けによる生体反応、時間経過による自然発生的な変化(自然緩解など)が関与して生じると考えられています。この3つの要因は、そのまま穴埋めで出ることがあります。
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【(b)正しい ―― 望ましいものと不都合なものがある】 プラセボ効果によってもたらされる反応や変化には、望ましいもの(効果)と不都合なもの(副作用)とがあります。 偽薬効果というと良い方向ばかりを思い浮かべがちですが、薬を飲んだという意識が不快な症状を生むこともあります。「効果だけ」としている選択肢は誤りです。 【(c)正しい ―― 客観的に測定可能な変化もある】 プラセボ効果は、主観的な変化だけでなく、客観的に測定可能な変化として現れることもあります。 気のせいに過ぎない、という理解では足りません。ただし、プラセボ効果は不確実であり、それを目的として医薬品が使用されるべきではありません。ここは確実に押さえてください。 【出題のされ方】 「主観的な変化に限られる」      誤り 「効果のみで副作用は生じない」    誤り 「不確実であり、目的として用いない」 正しい 「自然緩解も要因のひとつ」      正しい

出典:登録販売者試験 令和8年度(群馬県 公表問題)出典元ページ

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